木ノ下裕一率いる木ノ下歌舞伎とは?現代化された代表作や受賞歴は?

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こんにちはSMOKERです。

 

日本の伝統芸能「歌舞伎」

 

重要無形文化財にも指定され、世界的には“無形文化遺産”の代表一覧表にも記載されるなど、日本固有の演劇でもあります。

 

芸能界においても、様々な歌舞伎役者が活躍する世の中ではありますが、今新たな歌舞伎を演出される方がおられます。

 

古くから伝わる古典演目を現代の視点から読み解き自ら演出・補綴・監修を行う「木ノ下裕一」さんであります。

 

見た目の印象から女性?と思われてしまうほどの「木ノ下裕一」さんではありますが、歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎の世界観を発信することに注目されている方でもあります。

 

では、そんな「木ノ下歌舞伎」「木ノ下裕一」さんとはどんな方なんでしょうか。

 

世間一般にもっと古き良き伝統を伝えるためにも調査してみました。

 

では、「木ノ下裕一」さんや率いる「木ノ下歌舞伎」を探っていきます。

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木ノ下裕一さんについて。

1985年7月4日和歌山県出身。

 

年齢:36歳(令和3年現在)。

 

学歴:京都造形芸術大学映像・舞台芸術科。

 

伝統芸能とは無縁な家庭で育ったという「木ノ下裕一」さんではありますが、小学校3年生のときにプロの噺家さんの落語を見て衝撃を受けたといいます。

 

そこから落語を通して古典芸能の魅力にどんどんのめり込んでいった「木ノ下裕一」さんは、中学生では「歌舞伎」、高校生では「文楽」、大学生になったら「能・狂言」と古典芸能の新しいものから古いものへと吸収していったのだそうです。

 

大学では、現代的な舞台芸術の表現を学び、いつからか古典を使った現代演劇を作れないかと考えるようになったといいます。

 

その後、舞台美術家を目指していたという「木ノ下裕一」さんではありますが、自分の古典芸能の知識や古典も演出出来る発見などから、2006年に古典演目の現代的上演を行う「木ノ下歌舞伎」を旗揚げされます。

 

作品の補綴・監修といった立場を取りながら、様々な演習家とタッグを組み創作していくスタイルを構築され、現在では古典芸能に関する執筆や、講座など多岐にわたって活動されている方であります。

 

木ノ下歌舞伎とは?

有名な歌舞伎役者さんと一緒に作品を作りたいとの希望を持ちながら立ち上げられた「木ノ下歌舞伎」

 

歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体でもあります。

 

あらゆる視点から歌舞伎にアプローチするために、主宰の「木ノ下裕一」さんが指針しながら、さまざまな演出家による作品を上演される団体でもあります。

三代目「尾上菊之丞」と「松本幸四郎」の関係。

木ノ下裕一の代表作は。

・「黒塚」

・「東海道四谷階段-通し上演-」

・「心中天の綱島」

・「義経千本桜-渡海屋・大物浦一」

・「糸井版 摂州合邦辻」

 

現代版に置き換え演出された歌舞伎の演目はとてもわかりやすく、新たな歌舞伎の発見にも繋がるのではないでしょうか。古典芸能を知るためにもひと役買ってくれている作品達ばかりであります。

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木ノ下裕一さんの受賞歴。

2013年 舞台芸術まつり!グランプリ受賞。

2015年 読売演劇大賞2015上半期作品賞
                ノミネート。

平成28年度 文化庁芸術祭新人賞受賞。

2016年 博士号(芸術博士)取得。

平成29年度 芸術文化特別奨励制度奨励者。

令和元年度 京都府文化賞奨励賞受賞。

令和2年度 京都市芸術新人賞受賞。

 

いかがだったでしょうか。

 

歌舞伎といってもなんとなくしかわからない方がほとんどの中、新たな視点から古典芸能を掘り起こし身近になものに変えていく「木ノ下裕一」さんの活動は、今後の日本の文化に対しても多大な影響をあたえていくはずです。

 

古典芸能だけの歌舞伎だけではなく、進化した現代の歌舞伎も今後期待できそうですね。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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