こんにちはSMOKERです。
日本の伝統芸能では、先祖や父兄・師匠の名前を継いでいく伝統があります。
歌舞伎や能・狂言・文楽など節目を迎えた際に、それぞれの家において名を継いでいきます。
最近でも、色々な有名な歌舞伎や日本舞踊などの襲名が行われているのではないでしょうか。
例えば、「市川染五郎」から「松本幸四郎」さんに「市川海老蔵」から「市川團十郎」さん、「尾上青楓」が「尾上菊之丞」さんなど段階的に名前を襲名していきますよね。
そんな中の1人「尾上菊之丞(おのえきくのじょう)」さんの活動や活躍が素晴らしく、どんな方なの方なのか気になってしまいました。
歌舞伎の振付師としても活躍する三代目「尾上菊之丞」さんに迫ってみます。
三代目尾上菊之丞さんの人物像。
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1976年3月東京都出身。 45歳(令和3年現在)。
尾上菊之丞(おのえきくのじょう)は、日本舞踊の「尾上流」の名跡。
日本舞踊尾上流三代家元・二代尾上菊之丞(現墨雪)の長男として生まれ、2歳の頃から父に師事。
5歳の時に、国立劇場において「松の緑」で初舞台を経験されました。
伝統芸能の世界には、子供であっても大人の世界に飛び込まなければならない辛さもあるのではないでしょうか。
親としても、可愛いばかりではなく、しっかり伝統を引き継がせる過酷な世界と改めて感じさせられます。
1990年に、「尾上青楓(おのえせいふう)」の名をゆるされ、2011年に尾上流四代家元を継承すると同時に、三代目「尾上菊之丞」を襲名されます。
古典はもとより、新作創りにも力を注ぎ、様々な作品を作り出しています。
アニメとのコラボした歌舞伎「風の谷のナウシカ」や「ワンピース」などの新しい歌舞伎の創作やフィギュアスケートと歌舞伎のコラボの振り付けなど今までとは違った伝統芸能の見せ方に注目を集めている方でもあります。
敷居の高いイメージのある伝統芸能ではありますが、三代目菊之丞さんの活動により、今まで以上より身近に感じられるようになったのではないでしょうか。
松本幸四郎さんとの関係。
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十代目「松本幸四郎」さんが相棒として慕っているという「尾上菊之丞」さん。
新たな歌舞伎の在り方を表現するために、「松本幸四郎」さんが手掛けた話題の公演には、必ず「尾上菊之丞」さんが振付師として携わっています。
小学校3年生の時からの長い付き合いだそうで、幼馴染みといった感じではないでしょうか。
幸四郎さんの方が菊之丞さんより3歳年上という事もありますが、若かれし頃から2人で偉くなろうと切磋琢磨していたそうです。
良きライバル良き友として、新たな作品を多数創りあげる仲のようです。
同じ伝統芸能の家柄の中で、試練や苦難を乗り越えてきた戦友のようなものなんでしょうね。
舞台では見えない姿にほっこりさせられます。
狂言方の能楽師は朝の連ドラ顔でも!
三代目菊之丞さんの嫁は?
三代目菊之丞さんの奥さんは「尾上あぐり(本名:羽鳥あぐり)」さんであります。
京都出身であり、15歳でイギリスに留学。イギリスのアメリカンスクール卒業後に、ロンドン大学でアートを学び、ロンドン王立芸術大学院にて絵を学ばれるほどのアーティストであります。
日本の伝統芸能に出会い衝撃を受けた事から、日本舞踊や能、茶道などの伝統文化を勉強され、「尾上あぐり」の名前を許され、尾上流の名取になるまでになったそうです。
日本伝統文化や海外の文化にも精通するエリートではないでしょうか。
三代目菊之丞さんのアイデアの中にも奥さんの異文化的な要素も含まれているのかもしれませんね。
素晴らしいご夫婦ですよね。
伝統芸能と宝塚?の関わり。
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三代目菊之丞さんは、東京宝塚劇場で上演された「メサイア」において、振り付けをされていたのです。
日本舞踊を踊る場面よりも、演出のサポートや所作指導を行うなど、踊りの共通点だけで、また違ったシーンでの活動もされているのです。
また、花組公演でも振り付けをされるなど宝塚と深い関わりをもった方でもあるのです。
今までの伝統芸能において、様々な新たな風を取り入れていく三代目「尾上菊之丞」さんの活躍ぶりは、今後も伝統芸能の見方を変えてくれる逸材でありますよね!
いかがだったでしょうか。
一般人には少し近寄り難いイメージのある伝統芸能ではありますが、三代目「尾上菊之丞」さんや十代目「松本幸四郎」さんの新たな取り組みにより、身近になったように感じます。
私の子供達も日本舞踊を習っている事もあり、もっとより良い伝統芸能を引き継いで欲しいと願います。
今後も三代目「尾上菊之丞」さんの新たな活動には注目です。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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