林家きく姫は林家木久扇の弟子であり真打。病気や破局の経験も!

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こんにちはSMOKERです。

 

日本の古典芸能である「落語」。

 

落語といえば、日曜日にお馴染みの「笑点」ではないでしょうか。あの古典的な音楽と座布団の高さなど、メンバーは変われど今も昔も大人・お年寄りに限らず、子供にもインパクト大ではないでしょうか。

 

そんな私も、小さな頃に生の舞台で「笑点」を見たことが今でも印象的です。

 

やはり、テレビで見る印象と違い、舞台で見る「落語家」さん達の話し方や、声のトーンには幼心に凄いと思わされたものです。

 

当時からの「落語家」さんの中でも印象が強かった「林家木久蔵」(現林家木久扇)師匠には、木久蔵ラーメンの販売により、また違った思い入れがあった事を思い出します。

 

現在でもご高齢でありながら「落語家」として私達庶民を笑いのある生活にしてくれています。

 

そんな「林家木久扇」師匠には、女性のお弟子さんがおられるのはご存知でしょうか。

 

しかも真打として活躍されている「林家きく姫」さんであります。

 

現在では女性落語家の真打(2018年)は12名となっておりますが、当時「林家きく姫」さんが真打となった時には、たった4名しか女性の真打はいなかったといいます。

 

では、そんな「林家きく姫」さんとはどんな方なんでしょうか。

 

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林家きく姫さんの人物像。

 

1970年5月愛媛県松山市出身。 51歳(令和3年6月現在)。

 

本名:松本恋由姫(まつもとこゆき)。

 

学歴:日本音楽高等学校声楽科中退。

 

職業:落語家。

 

所属:落語協会・トヨタアート。

 

幼い頃に愛媛県松山市から東京に家族と共に引っ越してきた「林家きく姫」さん。

 

母親が音楽好きということもあり、幼少期からクラシックやジャズが流れる環境で育ったといいます。

 

中学卒業後は、ジャズヴォーカリストを目指し進学しますが、あまりのレベルの高さに不安を覚える中、テレビで見た「笑点」の「林家木久扇」師匠のフレーズに衝撃を受けてしまいます。

 

それがきっかけで高校を中退し、16歳にして「初代林家木久蔵」に入門するまでに!

 

思い立ったら即行動の瞬発力には驚かされますが、音楽の世界から「落語家」とはまた異質な経歴ですよね!

 

勿論「林家きく姫」さんは、「落語」のイロハもわからず「林家木久蔵」師匠が落語家であることも知らなかったそうです・・。

 

そこから4年の修行の後に「二つ目」に昇進、2001年秋に東京女性落語家として4人目の「真打」として飛躍されていきます。

 

男性・女性関係ない落語界でありますので大変な苦労をされているかと思います。肝が座っていなければ出来ない世界、とても芯の強い女性であります。

 

真打になるには?

落語界において真打とは、寄席の席で一番最後に出る資格を持つ落語家さんであります。

 

あまり落語を知らない方には、音楽番組などのトリを務めるといった事と一緒です。

 

弟子を取ることも出来るようになるのも真打になってからだと言います。

 

また語源としては、色々な諸説があるようですが、昔の高座には照明にろうそくが使われていて、寄席が終わると最後の出演者がろうそくの芯を打つ(切って消す)ことをしたため「芯打」から縁起担ぎに「真打」に変えたとの諸説があります。

 

前座見習い→前座→二ツ目→真打といった流れで昇進していきます。

 

 

女優としても活躍していた女流落語家!

 

林家きく姫さんの病気!

 

 

20代半ばから30代前半まで面白くありたいや、落語の方での悩みにより躁鬱状態が続いたそうですが、師匠の楽観的な優しさと、おかみさんの愛情など親異常の付き合いをしてくれたことによって克服されたそうです。

 

しかも師弟共々「がん」をご経験されてしまいますが、お2人共回復され今でも落語によって笑いを提供されています。

 

テレビで見る以外でも、落語家さん達の活躍や活躍には元気を貰えますよね!

 

これからの若い世代にも、もっと浸透していって欲しいものです。

 

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林家きく姫さんは結婚破局?

2001年に「林家きく姫」さんは、同じく落語家である「柳家花縁」さんと婚約され同居をされていました。

 

しかし、2002年には結婚予定ではありましたが「柳家花縁」の祖父であり師匠の5代目「柳家小」さんが死去したことに伴い、長期による延期から別居と破局することになります。

 

お家騒動もさることながら、波瀾万丈なご経験をされている「林家きく姫」さんであります。

 

才能豊かであるがゆえに、どこかで何か歪みが出てくることもあるのでしょうか?人生山あり谷ありと言いますが、全てが上手くいっては面白くないのでしょうかね・・。

 

いかがだったでしょうか。

 

男性社会といわれる古典芸能、そして「落語」の世界において、ここまで何も知らずに飛び込んだ方はおられないのでないでしょうか。

 

これだ!と思ったらそれだけしか見えない「林家きく姫」さんのアグレッシブさには感服致します。

 

是非、女性真打「林家きく姫」さんの生の落語を見てみたいですね。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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