こんにちはSMOKERです。
紙を一つ一つ折り返し様々な形を楽しむことが出来る「折り紙」。
現在では、海外での普及と技術の向上から以前には考えられないような立体的でリアルな作品まで見る事ができます。
しかし、日本伝統の遊びとして親しまれた「折り紙」の良さには深い哀愁や親しみがあるのは間違いありません。
そんな折り紙において、折り紙作家として活動されている「布施知子(ふせともこ)」さんのユニット折り紙作品には、芸術的で色彩豊かな紙の良さが感じられます。
その活躍ぶりは日本国内だけに留まらず、海外においても折り紙界の「巨匠」として名を轟かせるほどの方でもあります。
では、折り紙作家「布施知子」さんとはどんな方なのか、また素晴らしい作品達はどんなものか探っていきます。
布施知子さんについて。
1951年新潟県出身。 70歳(令和3年現在)。
職業:折り紙作家。
小学校2年生の頃に大病で半年くらい学校に行けなかったという「布施知子」さんは、当時父親が折り紙の本を買ってくれて、それを見ながら1人で折り紙を始められたのだそうです。
それからずっと折り紙を続けてきた「布施知子」さんは19歳の時に、折り紙の師匠「河合豊彰」の元で学び、折り紙関連の本を出版されるようになったといいます。
普通の勤労者と同じような時間帯で折り紙を折り続ける「布施知子」さんは、更に外国語版を含め60冊以上の書籍を出版し、世界の折り紙の仲間達とも繋がりを持つようになったそうです。
国際的に活動する版画家「鳥海太郎(とりうみたろう)」氏と結婚後は、一緒に展覧会を開催し、海外での企画展など精力的に行っている方であります。
立体的なユニット折り紙とは?
箱やくす玉・仮面に多面体などの「折り紙」を多種多様創り上げてきた「布施知子」さんではありますが、ユニット折り紙とはどんなものか?お分かりでしょうか。
ただ1枚の「折り紙」で、動物や生活道具を形作るものとは違い、紙を折り曲げることで比較的簡単な構造を多数作り、それを組み合わせて作るのが「ユニット折り紙」と言います。また多面体折り紙とも言うのだそうです。
「平面」の折り紙から「球体」の折り紙を作り出すことが出来るのはこの「ユニット折り紙」によって可能としております。
その「ユニット折り紙」において「巨匠」とまで云われる「布施知子」さんの作品達は、いやらしい話し「高額」になることは間違いないでしょうね・・。
折り紙会館館長は和紙製造の老舗4代目。
花くす玉の素晴らしい作品。
ひだB(5㎝ ✕2.5cm 480枚)
前回のビタミンカラー270枚よりパーツをちっちゃくしたので、枚数は増えましたが、若干小さくなりました😄
組み方の暗号が解読できて良かった~(笑)#折り紙 #折り紙作品 #origami #Tomokofuse pic.twitter.com/27HOpiucZ3
— なぽ🌹 (@napos_world) March 30, 2019
#布施知子 さんの「ユニット折り紙ファンタジー」より
1枚目 八重咲きのてまり桜・30枚組
本体:9cm×9cm 10枚×3色
花びら大:2.2cm×2.2cm 30枚×2色
花びら小:1.2cm×1.2cm 60枚2枚目 八重咲きにする前のてまり桜
3枚目 7.5㎝ ✕7.5cm #折り紙 #折り紙作品 #origami#ユニット折り紙 #Tomokofuse pic.twitter.com/sHYUFzFtAW
— なぽ🌹 (@napos_world) March 6, 2021
もう「折り紙」には見えませんよね!こんなにも綺麗で非科学的な作品が出来てしまうとは「折り紙」の可能性はまだまだ知らない事がたくさんあると驚かされてしまいます。
展覧会の作品に圧倒。
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まさにファンタジー的な作品達に圧倒されることは勿論ではありますが、ひとつひとつの繊細な折り目や細かい細工には「紙」ではなく生き物にさえ見えてしまいます。
海外からも注目される訳がここにあるのでしょうね!
いかがだったでしょうか。
子供の頃に楽しんだ「折り紙」遊びが、こんなにも芸術性の高いものだとは思いもよりませんでした。
日本の伝統「和紙」と伝統文化の「折り紙」を「布施知子」さんのような素晴らしい方がおられるからこそ更に良さが増していくのでしょう。
次世代の子供達に、この素晴らしい文化をもっと伝えていかなければなりませんよね。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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