こんにちはSMOKERです。
日本舞踊や歌舞伎の世界では、代々継承する名跡があります。
今テレビ業界でも、たくさんの伝統芸能を引き継いだ方々が活躍されているかと思います。
しかし、主に活躍が目立つ方々はやはり女性よりも男性方のように感じてしまうのは私だけでしょうか。
日本の伝統芸能文化は、昔ながらの男尊女卑な部分があるからなのですかね?
そんな伝統芸能ではありますが、歌舞伎役者の父を持ち、4代目「市川翠扇(いちかわすいせん)」さんをご存知でしょうか?
名門に生まれた女性「市川翠扇」さんとはどんな方なのでしょう?
4代目市川翠扇さんの人物像。
村治佳織ナビゲートのRINREI CLASSY LIVING。次回、6月15日(土)のオンエアでは、日本舞踊の市川流、4代目・市川翠扇を襲名される3代目・市川ぼたんさんをリビングにお迎えします。名跡を継ぐことへの想い、ファミリーの絆に迫ります。次回もどうぞお楽しみに♪ #jwave #radiko pic.twitter.com/aCCjqGvTx6
— J-WAVE 【CLASSY LIVING】 (@j_classy_living) June 12, 2019
1979年5月26日生まれ。 42歳(令和3年1月現在)。
学歴:青山学院大学文学部史学科卒業。
職業:舞踏家・女優。
歌舞伎役者の父「十二代目市川園十郎」と着物デザイナー・コーディネーターの母希実子さんの間に生まれます。
舞踏家となった理由としては、父園十郎さんから、意思を問われたことからだそうで、まだ高校生の時から「将来の決断は早いに越した事はない」と言われたそうです。
そして、大学3年生の時に「この道で勉強していく」と決断したそうです。
その後、令和元年に「市川ぼたん」から「市川翠扇」を襲名されます。
たくさんの伝統やしきたりの中の生活は私達一般人にはわからない苦労や苦悩があるはずです。
「市川翠扇」さんも小学生の時に「この演目を踊ってみたい」と父園十郎さんに伝えたそうですが、「自分の身の程もわきまえず、何を言っているんだ!」と厳しく怒られたそうです。
今では大分寛容になったそうですが、子供に対しても厳しい姿勢で取り組まなければならない世界である事は間違いありません。
4代目市川翠扇さんの経歴。
市川翠扇さんは、2006年に「日本舞踊市川流」の三代目市川ぼたんを襲名した際に、父園十郎さんと共に「鏡獅子」「京人形」を踊ります。
2008年には、元SMAPの「草彅剛」さん主演の舞台「瞼の花」で女優としてのデビューを果たします。
2017年「二人道成寺」桜子で、舞踏批評家協会新人賞受賞。
2019年8月3日に四代目「市川翠扇」を襲名。
主演作品
2006年8月 『京人形』の京人形の精。
『鏡獅子』の小姓弥生後に獅子の精。
2006年12月 『紅葉狩』の侍女野菊。
2008年5月 『瞼の母』のお登勢。
2012年8月 『松廼寿翁三番叟』の千歳。
『黒谷』の無官太夫敦盛・時忠息女玉織姫・熊谷小次郎直家。
2017年2月 『二人道成寺』の桜子。
2018年6月 『カルメン2018』のカルメン。
2019年8月 『京鹿子娘道成寺』の白拍子花子。
舞踏家の傍ら女優業もこなし、日本舞踊市川流を支える大変重要な方であります。
朝ドラの顔の狂言方の能楽師!
4代目市川翠扇さんのご結婚は?
年齢的には、ご結婚されていてもおかしくはないでしょうが、歌舞伎のお家柄と親族になるには、伝統を重じる事もあり、ご結婚までには今のところ至っていないようです。
お互いのお家柄や身分も昔ながらの伝統に基づく事も多いのではないでしょうか!
また嫁に貰うのとは違い、婿になる男性となると色々なしがらみがあるようですね。
4代目市川翠扇さんの本名や兄妹は?
8/3(土)~12(月) Bunkamuraシアターコクーンにて『市川會 三代襲名披露』記念公演が開催されます!二代目 市川紅梅が初代 #市川壽紅 を、三代目 市川ぼたんが四代目 #市川翠扇 を、堀越麗禾が四代目 #市川ぼたん をそれぞれ襲名されます。当店でチケット好評販売中です!#市川海老蔵 #堀越勸玄 pic.twitter.com/NuJlU7IicZ
— ローチケ日比谷チケットボックス (@hibiyaticketbox) July 3, 2019
「市川翠扇」は、市川園十郎家所録の雅号・名跡(代々襲名する名前)であり、4代目の本名は「堀越智英子(ほりこしちえこ)」さんと言います。
知っている方も多いかもしれませんが兄はあの「市川海老蔵」さんなのです!
私は全く知らなく、始めは衝撃的でした!
今後ともお二人の活躍とそして「海老蔵」さんのお子さん達の活躍も楽しみですよね。
いかがだったでしょうか。
伝統芸能の歴史には驚かされる事ばかりですが、厳しい世界で育ってきた「市川翠扇」さんの芯のある姿に今後も期待していきます。
また市川流の日本舞踊を後世までしっかり引き継いで頂けるよう、そして日本の素晴らしい伝統芸能絶えさせぬよう心から願っております。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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