こんにちはSMOKERです。
暑い季節には、たまらなく欲しくなる「アイス」。
全国津々浦々には、ご当地にしかない「アイス」が多数あるかと思います。
私が出身の北海道のアイスといえば「ソフトクリーム」が定番でありますが、九州のアイスといえば「ブラックモンブラン」というのはご存知でしょうか!
創業120年以上の老舗メーカーが作り出すアイス「ブラックモンブラン」や袋に入った「かき氷」が有名な「竹下製菓」とは、どんな会社なのでしょうか?
そして、5代目女社長「竹下真由」さんとはどんな方なのでしょうか?
竹下製菓の歴史。
竹下製菓の始まりは、現会長の竹下敏昭氏の曾祖父竹下佐七氏が、佐賀県鹿島市あたりで「菓子屋」を営んでいたところから始まったとされています。
佐七氏が全国を歩き回り情報収集、明治27年に「菓子製造法」とレシピ集を作りました。
マシュマロや長崎のカステラ、鹿児島の薩摩カルカンなど九州の郷土菓子のレシピだけではなく、沢山のお菓子のレシピ集だそうです。
創業に関しては、明治27年以前から菓子屋を営んでいたかもしれないため(資料が残っていない)創業120年以上となっております。
九州には歴史あるお菓子が沢山ありますが、どのお菓子にも内地(本州)にはない、独特の風習や風土を感じられますね。
九州でお馴染みのソウルアイス。
津市内のスーパーで、ブラックモンブラン発見!即購入。
佐賀から贈っていただいた上のと比べると、アイスが一回り大きくて『九州発 スペシャル』の字が。
棒に当たりくじは付いてないようやけど、最寄りで買えるから助かります!#ブラックモンブラン #三重県 pic.twitter.com/7Z23r9vqvv
— アサヒバルーンクラブ asahiballoonclub (@asahiballoon) February 1, 2022
九州出身者以外は「ブラックモンブラン」?と言われてもピンとこない方がほとんどかと思います。私も栗のアイス???と思っていました。
では、九州ではお馴染みの「ブラックモンブラン」とは、どんなアイスなのでしょうか?
1969年から発売されているアイス、昨年50周年を迎えた九州のソウルフードとも言われるアイスバー。
竹下小太郎前会長が、アルプス山脈の最高峰「モンブラン」を目の前に眺めた時の「この真っ白い山にチョコレートをかけて食べたらさぞ美味しいだろう」と思いアイスクリームに取り入れたのが「ブラックモンブラン」と言われています。
モンブランと言えば、どうしても「栗」をイメージしがちですが、本来は「山」が元となっているのでした!
パッケージ(アイスの袋)も40年前から変わらず、当たりくじ付きのアイスバーは、昭和の人間には、たまらなく興味深いアイスといえます。
「ブラックモンブラン」でおなじみ、佐賀県小城市にある竹下製菓さんといえば「かき氷」(袋氷 ストロベリー)もおいしいです☺️
袋の上だけを切って下から押し出しながらガシガジ食べるのもよし!
お皿に入れて食べるもよし!
かき氷に練乳や牛乳をかけるのもよし!
大好きです💕 https://t.co/WS2n43zFbh pic.twitter.com/cH8mdPkQuZ— 【非公式】YOIと唐津と福岡 (@kkt_yoi) August 18, 2020
また、内地(本州)でスーパーやコンビニで売っている「かき氷」といえば、プラスチックのカップに入ったものを想像してしまう方がほとんどかと思います。
が!しかし!九州では!「かき氷」といえば、袋詰めで販売されています。
これもまた、竹下製菓から出されている「かき氷」がメジャーとなっており、庶民の味として親しまれています。
シロップで味付けされた「かき氷」がぎっしりと詰まっており、氷はさらさらで、器に移したり、そのまま食べたり、牛乳や炭酸水を掛けたりなどバリエーション豊かに食すことが出来ます。
あえて袋詰めにしてしまう事で容器代をカット!一袋70円と安さのあまりつい手に取ってしまいそうですね!
5代目女社長「竹下真由(まゆ)」さん。
1981年9月生まれの佐賀県出身。
一人娘のため、幼いころから会社が身近な環境で育ったため、継ぐのは自分しかいないだろうと漠然と思っていたそうで、会社を継ぐ事に特に抵抗はなかったとおっしゃっております。
2005年に東京工業大学工学部経営システム工学科、2007年にアクセンチュア株式会社戦略グループに入社したのち、2011年に竹下製菓株式会社に入社。2014年より商品開発室長を務める。
2016年に、34歳の若さで5代目社長に就任し、3人の子供を持つ母親でもあります。
女性が、仕事と育児を両立する事は非常に大変かと思います。
それが社長業となると、並大抵のことでは成り立たないのではないでしょうか!?
専業主婦であっても、お子さんがおられる家庭であれば、毎日が戦争であることは間違いありません。
我が家に例えるのであれば、妻が仕事をしながらの家事や育児には、たとえ私が手伝うにしろ、頭が上がらない気持ちで接しております。
そんな忙しい主婦でありながらの社長「竹下真由」さんは、「両立なんて出来ないから、最初から完璧を求めないようにする」というように、ある程度は仕方ないと、割り切るようにしているそうです。
また、会社では「お互い様」の精神を大事にし、母親である社員や介護をしながらの社員にも、それぞれの事情を考慮しながら、長く勤めて貰えるようにフォロー体制を強化している。
とても社員の事を考える営業体制になっているようでとても羨ましい限りではありますが、自分の経験している事で、社員の負担も考えてあげられる社長であるからこそ、長い間続けてこられたのでしょう。
まとめ
女性ならではの、感性や感覚で老舗企業を引っ張っていく社長「竹下真由」さん。
男性にはない考え方や、母親としての社員との関わり方には、大企業の社長であっても参考になる部分は多いのではないでしょうか!
これからの会社や企業、もしくは上司となる人たちに対して、これからも女性社長として旋風を吹き起こして頂きたく思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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