CHOYA梅酒の社長「金銅重弘」さん。京都や鎌倉に梅体験やCM曲の企業戦略。

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こんにちはSMOKERです。

 

「さ~らりとした~梅酒」の曲を聞いたら、間違いなく「チョーヤの梅酒」と頭の中にポーンと浮かぶほどのメジャーな会社。

 

関西で言えば「関西電機保安協会」のCM並みにお馴染みのCMではないでしょうか?(関西在住の人しかわからないですかね?)

 

現在、若者がお酒を飲まなくなった~とお酒離れが懸念される世の中に、最高級品種の「紀州南高梅」を使い、梅本来の味を元に「梅酒」以外にも沢山の商品を手掛ける会社でもあります。

 

毎回CMに起用される女優さん達も気になる所ですが、どのように、これだけ世間に知られるようになったのでしょうか?

 

創業106年の老舗企業に迫ってみたいと思います。

 

社長「金銅重弘(こんどうしげひろ)」さん。の経歴・学歴は?

1954年8月生まれの、大阪羽曳野市(はびきのし)出身。

 

和歌山大学経済学部を卒業後に、最近マスクでも話題となった大手電機メーカー「シャープ株式会社」に入社。

 

ちなみに、シャープ株式会社と言えば、あの「シャープペンシル」を作り大きくなった会社でもあります。

 

その後、「蝶矢酒醸造株式会社」に入社して、現在の4代目社長となります。

 

現在の社名「チョーヤ梅酒株式会社」ではありますが、元々は酒造会社でありました。

 

100年前の祖父が大阪・羽曳野(はびきの)でブドウ果実の栽培からワインを作り始め、本場ボルドー地方に旅行した際に、品質・価格どれをとっても太刀打ち出来ない事に気付きます。

 

世界で勝てるアルコール飲料は何か?という所から「梅酒」造りに行き着きます。

 

普通に考えると、日本のお酒を世界にと思えば「日本酒」に行き着きそうなもんですが、あえて果実を使ったお酒で、世界に勝負に行く考えが素晴らしいですね!

 

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京都・鎌倉に梅体験専門店「蝶矢(ちょうや)」の意図や場所は?

2018年4月に京都にオープンの後、2020年6月に鎌倉にオープンの「梅体験専門店 蝶矢(ちょうや)」。

 

オシャレな店舗で梅酒&梅シロップ作りを体験出来る世界初の専門店。

 

2000年前に日本に伝わってきたとされる「梅」ですが、各家庭で梅酒や梅干しを手作りする文化がありました。その文化を次世代に伝える事がコンセプトとして「チョーヤ梅酒株式会社」がプロデュースしたお店となっております。

 

組み合わせが100通り以上のオリジナル梅酒や色々な梅シロップが作れる女性に人気のスポットとなっています。

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「主要販売商品」

◆蝶矢梅キット(梅5種類、砂糖5種類、酒4種類から選択。店内手作り体験かキットお持ち帰り)

蝶矢梅キット内容ボトル。(梅・砂糖・酒は別売り)

Sサイズ(1杯分)1000円+税~

Mサイズ(3杯分)2000円+税~

Lサイズ(6杯分)3000円+税~

◆梅シロップのテイクアウトドリンク

・ホット(割り材、水・紅茶・緑茶)400円+税

・アイス(割り材、ソーダ・水・紅茶・緑茶・完熟南高梅)500円+税

◆蝶矢限定熟成、1日5本限定

価格:2700円+税

名称:リキュール

分類:本格梅酒

アルコール分:17%

内容量:500ml

店内はシンプルにまとめられ、オシャレ感満載となっております。沢山の種類の梅ドリンクや梅酒を作る体験ができ、子供から大人まで特殊な空間で楽しむ事が出来るのではないでしょうか!

 

梅体験専門店「蝶矢」京都店

〒604-8117

住所:京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町 108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1F

営業時間:11時~19時(特別営業時10時~19時)

定休日:不定休

 

梅体験専門店「蝶矢」鎌倉店

〒248-0082

住所:神奈川県鎌倉市御成町11-7鎌倉御成町白亜1F 

営業時間:10時~18時

定休日:不定休

CMによる企業戦略は?

今までに沢山の女優さんをCMに起用してきた「チョーヤの梅酒」。

 

高畑充希(たかはたみつき)さんを始め、大島優子(元AKB)さん、倉科カナ(くらしな)さん、黒木瞳(くろきひとみ)さん、水野真紀(みずのまき)さんなど早々たる女優さんが出演しています。(まだまだ有名な方が出演されています。)

 

現社長、金銅重弘(こんどうしげひろ)さん曰く、先代の父親がコマーシャル好きだったそうで、社長の道楽といわれていました。

 

社内でも、その効果を問題視していたようですが、一貫してテレビCMを続ける理由はあるのか?となっていました。

 

先代の社長、金銅和夫さんは、当初社名を覚えて貰おうとして、「会社が潰れるまでCMを続ける」と決意していましたが、肝心な売り上げは伸びず・・・・

 

そんな厳しい状況の中、退社する社員も多く、最後には会社と梅酒を信じる人たちだけが残り、逆に全社一体となる結束力が生まれたと言います。

 

きっかけは、道楽だったのかもしれませんが、先代社長のブレない気持ちと、信念を貫く姿に社員を始め会社が付いてきたのは確かです。

 

テレビも見ない、お酒も飲まない世代が多くなってきていますが、そんな中でも売り上げを伸ばし続ける田舎企業に今後も注目です。

まとめ

昔は、「梅酒」と言えば家で作るものと考えられていましたが、その常識を塗り替えたのは「チョーヤの梅酒」と言っても過言ではありません。

 

そして、「梅酒」自体をここまでメジャーにしたのも、この会社かと思います。

 

お酒離れが叫ばれる時代ではありますが、色々な視点から興味を持たせる「チョーヤ梅酒株式会社」を心から応援していきたいと思います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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