出典元:photoAC
こんにちは、SMOKERです。
世間は、どこをみても「マスク」の人だらけですね。かく言う私も人混みではマスクをしてしまうのが現状です。
大手電機メーカーの「シャープ」も自社の工場を活用して、マスクの生産に乗り出すとの発表もありました。
以前に比べたら、まだマスク不足は解消されたかのように感じますが、まだまだではあるのが現状です。
春先の季節は更に花粉症の方々にも、必須アイテムとなり益々需要が増えていきます。
コロナウィルスは勿論ですが、インフルエンザ・花粉症・SARSなどの感染症を始め、ファッションや顔バレ対策等、色々な分野で使われるマスクはどのように変化を遂げてきたのでしょうか?
気になる方もおられるかと思い、調べてみました。
・マスクの歴史
私の知る限り、ここまで「マスク」が注目される事は今までなかったように感じます。
接客業では、マスクをしての接客は失礼にあたる事や顔が見えづらいため怪しさ満載となるこや病気中?などマスクをしていると余り良い印象を与えません。
アメリカでは、マスクを着用しているだけで、重大な感染症に掛かっている?強盗?と疑われてしまうためマスク自体あまり使わないとされています。
ではマスクは、いつ頃から日本で使われるようになったのでしょうか?
色々な説がありますが、マスクを現代のように使用する形になったのは、大正時代から始まったと言われます。
当初は工場用マスクとして使われ、一般的には普及していませんでした。
しかし、1981年の「スペイン風邪」の大流行をきっかけに一般人にも広まっていきます。今のコロナウィルスが原因でマスク不足になる事と重なりますね。
当時は日本の人口の約半分にあたる人が感染するほど猛威をふるったと言われます。
このことによって工場用だけではなく、感染症からの予防として使用する認識へと変わっていきます。
ちなみに、私の小さな頃は今のような使い捨てのマスクではなく、ガーゼにゴムが付いたものが主流でした。ヤンキーがよくマスクをしていましたね!
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・マスクの需要
マスクは、現代社会において感染予防だけではなく、色々な用途でも使用されるようになってきました。
表情を隠すために使用する若者が増え、人気のYouTubeでも身バレ防止の為に使用する方も増えていますよね。
女性はスッピンを見られたくないや、小顔効果など男性より使用用途が多いようです。
また、美容やオシャレにも幅広く使われることが多くなりました。
女性がマスクをしていると、「口裂け女」をイメージしてしまう昭和な私です。
こういった事を含め、年々マスクの生産量も増え、産業や医療以上に家庭用としての需要が大半を占めるようになっております。
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・マスクの感染予防はどの位?
ウィルスの予防でマスクを使用する事は、どの位の効果があるのでしょうか?
最も効果を発揮するのは、咳やくしゃみをする人がマスクを付けた場合です。
咳で10万個・くしゃみで200万個のウィルスを放出すると言われています。
となると、感染予防をする人達よりも、感染者が特にマスクを付けなければならないと考えなくてなりません。
感染者が、咳やくしゃみでウィルスを飛沫させないようにする事が、1番有効的とされています。
また人は無意識のうちに、1時間で23回ほど顔を触ると言う事から、マスクをする事によって、ウィルスが手に付いていたとしても、口や鼻の粘膜への感染を防げる可能性もあるとされています。
顔を触らないという事は、お医者さんの中では当たり前の事で、テレビの検証でも医者は、全く顔を触りませんでした。
どうしても顔を触らなければならない場合は、ティッシュ越しに触るようにする事を徹底していました。
といったように、マスクは感染予防をするというより、感染者が感染の拡大をさせないための予防と言った方が良いのかもしれません。
マスクをすれば、ある程度の感染予防に効果があるにしろ、感染者でなければ、手洗いと顔を触らない意識を心掛けた方が良いとされます。
・まとめ
わたし自身も、ウィルスを吸い込まないようにするために、マスクを使用すると考えていましたが、実際はウィルスを広めないようにマスクが必要なんだと感心させられました。
まだ、コロナウィルスの猛威は収まる所を知り得ませんが、マスクのあり方をもう一度考え、これからの生活に役立てて行くようにして頂けたらと思います。
また、お金儲けのアイテムとして、違った面での注目も集めていますが、本当に困っている人達に早く行き渡って頂けるように祈っています。
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