こんにちはSMOKERです。
日本の伝統「茶道」。
湯を沸かし、茶を点(た)て、茶を振る舞う。
茶道といえば、誰を思い浮かべるでしょうか?
大概の方は「千利休」を思い浮かべるかと思いますが、その「千利休」から400年以上の茶の湯の道統と血統を継承されている方がおられます。
茶道・武者小路千家 第14代家元「不徹斎 千宗守」氏であります。
「千利休」からの歴史を引き継ぐ「千宗守」氏とはどんな方なのか?またはご家族はどのような方達なのが気になり、私なりに調べてみました。
千宗守氏の人物像。
武者小路千家の14代目、家元の千宗守さんは緑色が大好き。着物はもとより裏地まで緑のスーツやネクタイ、ベルト、腕時計、パリのルイ・ヴィトン本店でオーダーした携帯用の茶道具入れまで緑色です。徹底した緑好きは門下生にも知られるところとなり、ハンカ…
1945年7月21日京都府出身。 75歳(令和3年3月現在)。
職業:茶人。武者小路千家第14代家元。
学歴:洛星中学・高等学校。
慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
平成元年12月に、第14世「宗守」を襲名されたという「千宗守」氏。
それから家元として、450年余りに渡る「千利休」以来の茶の湯の道統と血統を継承されている由緒ある方でもあります。
昭和50年代中頃より、度々欧米の各大学等より依頼を受けて、公演や実技披露など十数回行い、政府派遣の文化使節としてもヨーロッパや中国など精力的に活動されています。
やはり茶道の世界は奥が深いのでしょうね!侘び寂びの文化や静寂など、素人の私でも感じられる事が普段の生活の中にも浸透しているのではないでしょうか。
また「千利休」より伝わる伝統継承し続けるとあっては、海外の方からも注目が集まるのも納得です。
平成6年には、バチカン市国王庁において、ローマ教皇名代の枢機卿(カトリック教会における教皇の最高顧問)等にお茶を点てると共に、同教皇「ヨハネ・バウロ2世猊下」に単独特別謁見を許される。
とんでもなく凄い事を成し遂げ、日本の文化代表として茶の湯を広められています。
平成9年2月には「第15回京都府文化功労賞」を受賞され、平成24年には「京都市文化功労者」として認定されています。
令和元年には「旭日双光章」を受章され、国や公共に対しての功労に貢献されています。
まさに、日本の宝的存在の人物ではないでしょうか。日本の伝統文化にはなくてはならない存在であります。
武者小路千家とは?
武者小路千家とは、茶道流派の一つといわれ「千利休」からの家督を継いだ本家の表千家に対し、分家である裏千家と併せて、三千家といわれています。
茶室の装飾は他の流派と比べシンプルで簡潔にしているそうで、茶事は無駄のない合理的な所作を重視しているそうです。
4代目市川翠扇の兄妹との関わり。
千宗守氏のご家族は?
渋谷のラジオ
代官山のアートストリート
2月12日(月)のゲストは
武者小路千家 千 宗屋 さんです。
13時からの放送です。
お楽しみに。渋谷のラジオは
アプリダウンロードで
全国どこからでもお聴きいただけます。https://t.co/vSmfdcW9Lf#千宗屋 #渋谷のラジオ pic.twitter.com/99icdAoZwo— gallery ON THE HILL (@onthe_hill) February 12, 2018
茶人・武者小路千家14代家元の「千宗守」氏の奥さんは、公益財団法人官休庵評議員でもある「和加子」さんであります。
お茶の家元の仕事は、完全に男の世界だそうで、ほとんど表立って仕事をする事はないそうです。
茶道を離れると至って普通の家族と変わらないようです。
そして、武者小路千家14代家元の「千宗守」氏には、息子さんと娘さんがおられます。
息子さんは「千宗屋」氏であり、武者小路千家第15代家元後継であり、武者小路千家を引き継いで行く存在でもあります。
現状の日本では、女性後継者など色々な事が論議される時代でもありますが、男性・女性関係のない時代になって頂きたいと私は考えています。
また息子さんの「千宗屋」氏ではありますが、奥さんは、本タレントでもある「豊田麻子」さんであり、沢山の芸能人から芸能関係の方にお祝いされたとの事です。
一方娘さんに関しては、茶道の世界に入る事はなく、テレビの業界に就職されたようです。
伝統ある家柄であっても、子供達の将来は自分で決め進む事がまた素晴らしいと思います。
歴代の親達が伝統ある文化を引き継いだとしても子供の考えを尊重していける家庭環境を作る「千宗守」氏の人柄も伺えます。
武者小路千家官休庵の場所は?
武者小路千家官休庵 千宗旦(千利休の孫)の次男宗守が寛文年間に造った武者小路千家の茶室。江戸期に3回焼失、明治初めの再建。官休庵ほか半宝庵、環翠園、祖堂、弘道庵など名席を飛石でつなぎ、中門の‘編笠門’石灯籠などを含め露地庭園で構成。非公開。#千利休 #武者小路千家 #千家 pic.twitter.com/hrQgqJCgvg
— 京都_寺社_仏閣_kyoto_temple_shrine 松田貴史 (@CafeTemple) July 9, 2018
千利休の孫「千宗旦」の次男「宗守」が作った茶室とされ、江戸期に3回も消失している。
明治初めに再建、官休庵ほか半宝庵、環翠園、祖堂、弘道庵などの名席を飛石でつなぎ、中門の”編笠門”石灯篭などを含め露地庭園は雅趣に富むのだそうです。
〒602-0936
京都府京都市上京区武者小路通小川東入613
電話:075-411-1000
web:https://www.mushakouji-senke.or.jp/
いかがだったでしょうか。
日本の伝統文化「茶道」ではありますが、世界にも胸を張って知って欲しい文化でもあります。
誰しもが知っている「千利休」の思いを後世にも伝える「千宗守」氏と息子の「千宗屋」さんには、今後も日本国内に留まらず世界中に知って頂く活動を続けて欲しいと願います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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