山本康夫の木桶醤油へのこだわり!世界が小豆島に注目。商品や醤油蔵は?

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こんにちはSMOKERです。

 

日本の食卓にへ欠かせない「醤油」。

 

普段何気なしに料理や食材に使っている方々がほとんどかと思いますが、最近では色々なこだわりの「醤油」を見かけるようになりました。

 

それには「醤油」を作る職人さん達の伝統を守り続ける心意気やもっと「醤油」の良さを広めていきたい気持ちが込められた賜物なんではないでしょうか。

 

さて、日本の味と言っても過言ではない「醤油」ではありますが、有名な産地はご存知でしょうか?

 

あまりパッと思い付く事は難しいでしょうが「醤油」には、三代名産地があります。

 

千葉県と兵庫県、そして香川県小豆島であります。その中でも「木桶醤油」としても世界も注目する「ヤマロク醤油」があります。

 

その醤油蔵としても有名な「ヤマロク醤油」を担う5代目「山本康夫」さんが醤油界の異端児として木桶醤油の新たな展開を生み出しているのです。

 

では「ヤマロク醤油」と5代目「山本康夫」さんとはどんな方なんでしょうか。

 

 

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山本康夫さんの人物像。

 

1972年香川県小豆島出身。 49歳(令和3年現在)。

 

学歴:名古屋学院大学。

 

職業:ヤマロク醤油 5代目。

 

醤油屋になる気持ちは一切なかったという「山本康夫」さんではありましたが、就職活動が億劫だったこともあり、先代の父親でもあり4代目に継ぐことを打診するも、断られたそうです。

 

当時4代目の父親は、儲からず、給料も払えないことから自分の代で醤油屋をたたむつもりだったそうです。

 

しかし、進学でふるさとを離れ、都会に住むことで改めて小豆島の良さを知った「山本康夫」さんは、大学卒業後に小豆島の加工食品会社に就職され、営業で大阪や東京を回っていました。

 

商品を販売する上で価格優先の流通に「山本康夫」さんはショックを受けたと言います。

 

そんな時に実家の醤油が東京の店舗に置かれているのを見て、加工品会社を辞めて「ヤマロク醤油」を継ぐ決意をされました。

 

食べ物に溢れた時代背景もあるのでしょうが、量が多くてパッケージがこだわった食品ばかりになったように感じますよね。

 

こだわりの味を持ったものを販売する環境が整っていないのか?もしくは景気に左右され少しでも安いものを!といった消費者の懐事情もあるか?5代目を継いだ「ヤマロク醤油」の経営も厳しかったそうです。

 

そこで考え方を変えた「山本康夫」さんは、売りに行く考えから買いに来てもらう考えにスイッチしました。

 

ここがターニングポイントというのでしょうね!そこからは、観光バスが来るほどの観光地兼醤油屋に変貌を遂げます。

 

ちょっとした思考の変換でここまでの知名度を誇る「ヤマロク醤油」となりました。

 

5代目「山本康夫」さんの采配は勝負を勝ち抜いた事になりましたが、これからも更なる発展をして行くことでしょう。

 

木桶醤油とは?

醤油づくりには菌のコントロールをするために、菌を培養して添加し、発酵させるのだそうです。

 

その仕組みは、はっきりとわかっていないらしいですが、発酵の過程で菌が色々なものを作り複雑に絡みあって醤油の甘みやうま味になるようです。

 

木桶にはそういう働きをする菌達がたくさん棲みつき、添加しなくても醤油を作ってくれる働きがあるといいます。

 

蔵に棲みつく菌によっても味や香りが違うらしく、正に目に見えない生き物を扱うためにも木桶が役立っているようです。

 

木桶醤油のこだわり。

 

 

木桶は100年以上使えるそうですが、現在桶屋さんが1社しかなく跡継ぎがいなくなれば、そこでお終いと言う事で「山本康夫」さんは、友達の大工を誘って桶屋に修行にいかれたのだそうです。

 

今は良くても次世代のことを考えていかなければ消滅の危機にある職人さん達がたくさんおられることがわかります。

 

ひとつの伝統ある技術を守れたとしても、それを取り巻く職人さん達も守らないといけないとはとても大変なことでしょうね!

 

醤油づくりに使われる道具までも、醤油職人が作らなければならないことに「山本康夫」さんの醤油に対するこだわりと危機感が感じられます。

 

かつお節にクラシックを!新たな味に挑戦する職人。

ヤマクロ醤油の商品種類。

 

 

海外の人からはワインのようだと言われるほどの「ヤマロク醤油」。アイスクリームにかけたり、カクテルに使われるなどの「醤油」の概念を覆す商品ばかりとなっております。

 

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ヤマクロ醤油の場所は?

 

《ヤマロク醤油》

住所:香川県小豆島郡小豆島町安田甲1607

電話:0879-82-0666

 

いかがだったでしょうか。

 

酒・味噌・醤油と日本食には欠かせないものではありますが、時代と共に新たな使われ方をされる事には驚きです。

 

今後も5代目「山本康夫」さんにより常識にとらわれない「醤油」の使い方をどんどん考案して頂き「醤油文化」を世界中に広めていって頂きたいものですね。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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