こんにちはSMOKERです。
世界各国の料理には、料理人の個性や沢山の食材が表現され人々の食を満たしてくれています。
世界三大料理といえば、「フランス料理」「トルコ料理」「中華料理」と知っている方は多いのではないでしょうか。
私達日本人には、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」があります。
一汁三菜を基本とする「和食」には、素材の味わいを生かし「うま味」を上手く使う事や、四季の移ろいを表現する事が特徴でもあります。
そんな日本の心でもある「和食」と「中国料理」を掛け合わせた料理人がいるのです。
その新たな料理の表現には世界からも注目を集め、三つ星シェフも大絶賛するといわれています。
では、世界までもが注目する「川田智也(かわたともや)」さんとは、どんな方なんでしょうか?迫ってみます!
川田智也さんの人物像。
川田智也氏インタビュー(茶禅華): 中国と日本、それぞれがバランスよく調和した先に、理想の料理がある。 – Foodion │ ストーリー #foodionhttps://t.co/SFTWcmveUe
— Foodion (@foodion) January 21, 2020
1982年栃木出身。 37歳(令和2年11月現在)。
子供の頃から両親と外食をする事が多かった「川田智也」さんは、幼稚園の時に食べた四川料理に感動し、いつかは自分も料理人になりたいと思ったそうです。
幼稚園児にして中華料理の味わいがわかってしまう事自体が凄いですよね!
美味しいものを食べて、みんなが笑顔になるレストランの雰囲気も凄く好きだったという「川田智也」さんは、高校に入ると本格的に料理を始められます。
とにかく中国料理を勉強したかったそうで、近所のラーメン店でバイトするのが日課だったといいます。
高校卒業後は、東京の調理師専門学校に入学するのと同時に「麻布長江」にアルバイトとして入門したそうです。
「麻布長江」は「川田智也」さんが東京で食べ歩きした中で一番だと思っていたお店だと語っています。
2002年には「麻布長江」に入社し、10年間修行され、その後日本の食材を生かす技術を得るために「日本料理 龍吟(りゅうぎん)」に入社。
その後、「龍吟」で3年、オープンに携わった台湾店の「祥雲龍吟」で2年働き、準備期間を経て2017年2月に料理長として「茶禅華(さぜんか)」を開店させました。
日本料理と中国料理の調和させた料理はこの修行により生まれたのでしょうが、全く異なる料理や調理方法であっても、やはり「料理は愛情」といった根本があるのでしょうね!
川田智也さんの経歴。
2017年2月 茶禅華(させんか)オープン。
2017年12月 ミシュラン東京2018二つ星獲得
2018年1月 MADRID FUSION 2018 参加
2018年5月 DINNINGOUT kunisaki with Lexus 参加
2019年3月 アジア50ベストレストラン 23位ランクイン。
日本は古来より中国から伝来する文化を取り入れ昇華しながら、日本らしさを生み出し、表現してきました。
それなら、日本人である自分が、日本で日本の食材を使い、中国料理の技法を駆使して料理を生み出すことしていきたいと「川田智也」さんはいいます。
自分が培った経験や経歴からも、料理に込めている事が伝わってきますよね。
和魂漢才という料理とは?
和魂漢才とは、平安時代中期に生まれた、日本の思想上の概念。
古代日本、大陸との交流、文化が往来してきたその時代、先人たちは実学の基礎を「漢学」においておりました。
その一方、実生活の中での美意識、芸術、精神性など「心」の面では、日本独自の伝統や風土を重んじ、そこでただの大陸の模倣ではない文化的、学術的昇華が生まれ、先人たちは日本ならではの独特の世界観を築きあげていきました。
それを現代の料理、レストランに置き換え、中国料理店、日本料理店で研鑽を積んだ「川田智也」さんが、中国料理の大胆な「旨さ」、日本料理の慈悲深き「美味しさ」の双方を引き出せるような中国料理を、日本の食材、風土嗜好に合わせ、世界に発信できるような中国料理。
引用:茶禅華
凄いこだわりと思想の詰まった料理といえます、普段から食べられている家庭料理でも凄く感謝をして頂いていますが、「川田智也」さんの料理を頂く事になるようでしたら感動して涙が出るかもしれません。
料理って本当にすばらしいですね!
究極の一貫を作る鮨職人。
お店「茶禅華」の場所は?
◇求人情報 ホールサービススタッフ・ソムリエのスタッフの募集 詳細は面談にて info@sazenka.com 090-5509-3919(林)
茶禅華 sazenkaさんの投稿 2020年7月11日土曜日
1F メインダイニング 14席
1F 個室 4席
2F 個室 4席/6席
住所:〒106-0047 東京都港区南麻布4-7-5
TEL:03-6874-0970
営業時間:17:00~24:00(ラストオーダー20:30)
web:茶禅華
いかがだったでしょうか。
料理の奥の深さを知らされたように感じます。「川田智也」さんの料理に対する考え方も素晴らしいく共感させられるものがありますし、説得力もあると感じました。
私たちには、まだ観たことのないような世界が「川田智也」さんの料理には表現されているのではないでしょうか。
是非一度料理を堪能してみたいものですね!
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
コメント