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こんにちはSMOKERです。
カフェやスイーツなどで今や何かと目に付く「抹茶」!
本来なら、すったお茶をお湯に溶かして飲むものではありますが、一時のブームにより色々な用途に使われるようになったのは、ご存じかと思います。
それが、昨年よりアメリカで再加熱!
大流行しているのです。
日本で未だに人気のタピオカドリンクは、アメリカではすでに定番ドリンク。
では、なぜ?流行に敏感なアメリカの人達に「抹茶」が再注目されているのでしょうか?
抹茶はスーパーフード
抹茶がアメリカや海外で注目されたのは、抹茶が、星付きレストランでのデザートに使われ事がきっかけとされています。
また、日本でも人気の「ミランダ・カー」が、抹茶を普段の生活で良く取り入れている事もあり、抹茶が、流行に敏感で健康志向のアメリカの都市圏を中心に広がった。
同じカフェインを含むコーヒーの代用として、後味がスッキリする抹茶の方が飲みやすいのかもしれませんね。
正にセレブ達や、スター達が抹茶「MATCHA」人気に拍車を掛けます。
アメリカを始め海外では、「茶カテキン」が体内の脂肪燃焼に役だったり、ビタミンやカルシウム、食物繊維も豊富で美容効果もある事。
そして、殺菌作用や消臭効果もある事から「スーパーフード」としての注目も高い事から、アメリカ以外の諸外国のも注目されています。
抹茶の歴史
抹茶は日本古来のものと、思われている方も多いのではないでしょうか?
抹茶の風習は本来中国の唐代から宋代にかけて発展したとされています。
1191年に、臨済宗の開祖となった栄西が中国から帰国した際に、茶の種を持ち帰るとともに、茶の粉末を湯の中に入れてかき混ぜる、「抹茶法」を伝えました。
時の将軍、「源頼朝」に一杯のお茶と茶の効能を述べた「喫茶養生記」を献上するなどして武家社会にもお茶を広めた。(参照:あいや)
抹茶に含まれる栄養素
たんぱく質・炭水化物(食物繊維)・脂質・ビタミン・ミネラル。
茶カテキンなどのお茶のポリフェノールや、アミノ酸、カフェイン、サポニンなど豊富な栄養素が含まれています。
他のお茶に関しては、お湯やお水で淹れた抽出液を飲みますが、抹茶に関して言えば、粉にした茶葉をそのまま、お湯や水に溶かして飲むため、茶葉に含まれる栄養素をすべて、取り入れる事が出来ます。
そのため、他のお茶を飲むよりも、栄養素を効率よく体内に取り入れる事が最大のメリットです。
抹茶の効能
1.老化防止
抹茶には、カカオポリフェノールのように、お茶のポリフェノール「茶カテキン」が豊富に含まれています。
カテキンには、高い抗酸化作用があり、老化を防いでくれます。
2.口臭予防
歯磨き粉やガム、タブレット菓子(フリスク・ミンティア等)などの商品にも良く使われている「茶カテキン」。
茶カテキンには、消臭効果や殺菌作用もあり、食後に抹茶を飲むことによって、口臭予防の効果があります。
また、抹茶には、歯を強くする「フッ素」も含まれているので虫歯予防にも効果を発揮します。
3.体脂肪の燃焼
茶カテキンには、食事の脂肪吸収を抑える効果、または、体脂肪の燃焼を助ける効果があります。
4.美肌効果
女性には嬉しいこの効果、抹茶には色々なビタミンが含まれるとともに、コラーゲンの生成を助ける「ビタミンC」、お肌のトラブルを防ぐ「ビタミンB群」が含まれます。
5.風やインフルエンザに効果
今の世の中には、大変ありがたい効能。
口の中や喉に付いた菌を洗い流す!?
茶カテキンには抗ウィルス作用があり、菌やウィルスに対しての予防効果があると伊藤園や大学の研究でも確認されています。
抹茶には、ココア同様、身体に良いとされている効能や効果が沢山あります。
日本人は、昔ほどお茶を飲まなくなったと言われていますが、コーヒーや紅茶より意識して飲むことをお勧めします。
まとめ
お茶として飲むとされていた抹茶が今では、様々な食べ物として需要が高くなっています。
幼稚園や小学校でも、夏場はお茶を持たせるところがほとんどかと思いますが、これだけ海外でも人気の抹茶を、今度は子供達の間で広めてみるのも、面白いかもしれません。
日本には、「茶道」の文化もあります。
この文化も世界に広めて、日本を活気づけて行ければと思います。
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