出典元:photoAC
こんにちは!SMOKERです。
寒くなってくると自然と温かい飲み物が欲しくなります。
子供の頃は良く飲んでいた「ココア」、今では自分の子供達が飲む姿をよく見るようになりました。
そんな「ココア」ではありますが、近年世界各国で健康に良いという科学的な分析や研究が進められています。わかっているだけでも「インフルエンザの感染を軽減」「美容効果」「ダイエット効果」など体に良い沢山の効能があるとされています。
それでは「ココア」について調べていきましょう。
ココアの原料は何か?
ココアの原料は「カカオ豆」。チョコレートの原料としてメジャーな豆ではないでしょうか。
ココアもチョコレートも作る工程は途中までどちらも同じです。
「カカオ豆」を砕いて皮などを取り除き、炒り・すりつぶした物が「カカオマス」。
「カカオマス」から「ココアバター」を取り出したものを「ココア」
「カカオマス」に更に「ココアバター」を加えたものを「チョコレート」と言います.
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ココアの主成分は?
・「カカオポリフェノール」
ポリフェノールとは、植物に存在する苦味や色素の成分で、抗酸化作用が強く、活性化酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化などの生活習慣の予防に役立つ。(ワインやコーヒー・紅茶よりポリフェノール含有量が多い)
・「リグニン」
不溶性食物繊維の一種。ポリフェノールと構造が似ていて密接な関係があると考えられている。便秘、または動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病を予防する働き。
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ココアの効能
・血圧低下
カカオポリフェノールは血管を広げる作用がある。血管に炎症があると、血管が狭く血液の流れが悪くなりますが、カカオポリフェノールを摂取する事により血管が広くなり改善できる。
・動脈硬化の予防
カカオポリフェノールには、悪玉コレストロールの酸化を抑える働がある。更に血管をやわらかくし、ポリフェノール量の増加に伴い、善玉コレストロールも増加するため動脈硬化の予防にも繋がる。
・美肌・美容に効果
しみやそばかすなどのお肌の天敵の原因は、紫外線による活性酵素。カカオポリフェノールには抗酸化作用があるため、活性化酸素を抑えて、肌へのダメージを軽減します。
・アレルギーの改善
カカオポリフェノールには、アレルゲンに対して抗体を作られるのを防ぎ、また好酸球の働きを抑えるなど、アレルギーの発症を抑えます。
・インフルエンザの予防
森永製菓が「冬の脅威から体を守る!ココアの健康機能」と銘打って行ったセミナーにより研究、実験結果が発表されました。「インフルエンザに対するココアの感染抑制効果を試験管内及びヒト臨床試験」においても説明し、メカニズムや効果成分についても考察しました。
*色々な体の作用に適しているスーパー飲料、今後において「コーヒー」の代わりに取り入れてみるのも良いのではないでしょうか!(注!摂取しすぎには注意してください。砂糖やミルクが加えられている事も意識して!)
ココアを使った簡単カップケーキ
引用:クックパット
あとは全部を混ぜ合わせマグカップ(紙コップ)に入れ電子レンジ500Wで約4分ほど加熱するだけで完成。
本当に簡単です。子供達の朝食やおやつにも最適ですし、忙しい時間でも手軽に作れます。是非お父さん方に作って頂きたい。
まとめ
正直「ココア」は、子供が飲む物と男目線で思っていましたが、実際ここまでの体に良い効能があるとは考えてもいませんでした。
甘さが苦手という方でも無糖の「ココア」も販売されています。生活の中で、子供から大人まで「コーヒー」ではなく「ココア」でブレイクタイムを楽しむのも良いのではないでしょうか。
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