こんにちはSMOKERです。
今や釣りといえば、スポーツフィッシングと言われるように釣り竿からリール・疑似餌などお洒落で高性能なものが様々でありますよね。
しかし、本来であれば漁法として古くから人々の生活を支えてきたのではないでしょうか。
現在ではレジャー的な要素のある釣りではありますが、昔ながらの漁法に「一本釣り」があるのは誰しもご存知かと思います。
「一本釣り」といえば“かつお”といったイメージをお持ちの方がほとんどでありますが、何と!“ブリ”の「一本釣り」といった漁法があるのです。
しかも!その歴史は古く100年もの長い月日を受け継がれているという漁法でもあります。
では、高知県で行われている“かつお”同様の“ブリの一本釣り”についてどのようなものか?または、販売店などについて探っていきます。
足摺ブリ一本釣りとは?
足摺天然ぶり。足摺岬沖の太平洋で、100年もブリの一本釣りを続ける「足摺岬釣鰤組合」。コロナ禍で魚価が低迷し組合は存亡の危機。組合と2企業が連携し、「伝統漁を未来につなぐ」プロジェクトがスタート。https://t.co/xNInf9bDUx#足摺天然ぶり #一本釣り #足摺岬 #高知 #土佐清水 #四国 pic.twitter.com/LjwWTLDLxv
— 笠原雅俊 (@UJqitkzdsekRONR) December 10, 2021
高知県の西の端は、足摺(あしずみ)エリアで行われている伝統ある漁法であり、大正10年から100年もの長い歴史もある「足摺ブリ一本釣り」。
かつお同様に大きな“ブリ”を豪快に釣り上げていく様は、まさに釣りではなく格闘技といっても過言ではないほどであります。
釣り上げる“ブリ”は養殖ではなく天然ものはもちろん、足摺岬の沖合2キロほどの漁場に、日々撒き餌で居着かせた“ブリ”で、大海原を泳ぎ回っているぶん身が引き締まっているのが最大の特徴なんだそうです。
しかし、現在では地元の釣り人が4人しかいなく、組合員の高齢化も伴い廃業の危機までに追い込まれているといいます。
ブリの照り焼き、ブリ大根、ブリかま、さしみと何かと食卓や料理店には欠かせない魚であります。そして、伝統ある漁法を失くしてはならないですよね!
天然物を超える「伊達マグロ」を養殖。
足摺ブリの販売店。
天然ものの”ブリ”となれば、スーパーに並ぶものよりも間違いなく美味いことはもちろんですが、一本釣りの「足摺ブリ」となったらどれほどの美味しさか想像もつきませんよね!
現地で食すのもおつなもんではありますが、現在組合プロジェクトとして通販もされているのです!
「足摺一本釣り」の天然ブリの漬け丼や、藁焼きのたたきなど、普段食卓に上がらないブリ料理を堪能出来てしまいます。
ネット通販
《高知かわうそ市場》
web:https://kochi-kawauso.com/
足摺ブリの値段は?
「買いたいけどブリ1匹は多い」「欲しいが1匹とどいても捌けない」という引用RTを多く頂いておりますが、調理しやすいブリ半身カマ付きフィーレ、真空パックでとどくブリ藁焼きたたき、小分けのブリ漬け丼の素もかなり安くしてます!本当にとても美味しいので食べてください! pic.twitter.com/ts9Z0GqSLa
— 高知かわうそ市場 (@kawausoichiba) December 9, 2021
脂が良質でしつこくなく、「無限に食べられる」といった声が上がるほどの旨さという「足摺一本釣り」の”ブリ”ではありますが、食べてみたくなるのは当たり前ですよね!
切り身や刺身の加工品であれば、カマつき半身で税込み価格「5980円」ほどであります。予想していたよりもお安い!と感じてしまったのは私だけではないはずです。
魚一本捌けるというのであれば、まるごと1匹(5~6キロ)ほどの大きさで税込み価格「8980円」であります。
11月から2月位までが旬とされている“ブリ”ではありますが、是非「足摺ブリ」を食してみたいものですね!
いかがだったでしょうか。
“ブリ”にも一本釣りがある驚きと共に、昔から行われている伝統漁法に消滅の危機があることに悲しみも感じます。
便利な世の中にはなりましたが、残さなければならない伝統がまだまだたくさんあるのではないでしょうか!
私達が生活していく上で大切なものをもう一度見つめ直していかなければと感じさせられるものがあります。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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