こんにちはSMOKERです。
男性なら一度は夢見たことがあるであろう「パイロット」。
壮大な空を漫画やアニメで見たようにアクロバティックに飛行機を飛ばしてみたいと考えた事はないでしょうか?
ウルトラマンやロボットシリーズのアニメにおいての飛行機の活躍ぶりには、ドキドキのスリルと高揚感は今でも忘れられない良き思い出であるのは私だけではないはずです。
さて、そんな「パイロット」において、アクロバット飛行の達人であり空のF1エアーレース世界一となった方が日本にはおられるのです。
しかも、「パイロット」といえばお金持ち!のイメージを払拭し、アルバイト生活からの不屈の精神で世界チャンピオン輝いた方でもあります。
では、夢は叶うと身を持って教えてくれる「室屋義秀(むろやよしひで)」さんとはどんな方なんでしょうか?探っていきます。
室屋義秀さんについて。
着陸後のコメントです🛬#空は繋がっている pic.twitter.com/WZxRC8NLSS
— Yoshi MUROYA (室屋義秀) (@Yoshi_MUROYA) July 19, 2021
1973年1月27日奈良県出身。福島県在住。
年齢:48歳(令和3年現在)。
学歴:中央大学文学部。
職業:パイロット。
1991年、18歳でグライダー飛行訓練を始めたという「室屋義秀」さんは、2009年に行われた3次元モータースポーツシリーズ「レッドブル・エアレースワールドチャンピオンシップ」において、アジア人初の「パイロット」として参戦します。
また2016年の千葉県で行われた大会では初優勝を飾り、翌年には「ワールドシリーズ全8戦4大会」を制覇!
アジア人初の年間総合優勝を果たすなど、現役空軍の「パイロット」を打ち負かすほどの技術とハートを持った方であります。
「エアレース・パイロット」や「エアロバティック・パイロット」として世界中を飛び回りながらも日本国内では、航空スポーツ振興のために、地上と大空を結ぶ架け橋となるべく全国での活動や、現在在住の福島復興の支援活動・子供プロジェクトにも参画されている素晴らしき人物であります。
室屋義秀さんの生い立ち。
幼少期の頃テレビアニメ「機動戦士ガンダム」の主人公「アムロ・レイ」に憧れてパイロットを目指すきっかけとなったという「室屋義秀」さん。
とても安易なきっかけ・・ではなく自分の気持ちに素直に方なんであります。
名前の共通点で「ムロ」がつくことから、もしかしたら親戚?自分も“ニュータイプ”?といった気持ちでガンダム搭乗を夢見ていたそうです。
それからパイロットを目指し出した「室屋義秀」さんは、木登りで飛ぶことや、自転車に羽を付けて飛ぶなどの独特の訓練方法をされていたと言いますが、その後はサッカーに熱中するように・・。
子供の浅はかな夢と思わせられますが、サッカーの練習中に突如飛行機雲で「POCARI SWEAT」と空に描かれたのを見て、パイロット志望が再び燃え上がり、18歳から本格的にパイロット訓練をする事となったようです。
20歳で飛行操縦免許を取得するために単身アメリカに渡り、ライセンスを取得されます。
ライセンス取得後は、裕福な家庭で育ち潤沢な資金を元にトレーニングを積んでいると思われてしまう「パイロット」の世界ではありますが「室屋義秀」さんが育った家庭は普通のサラリーマン家庭であります。
トレーニングにつぎ込める資金はアルバイトで稼いだお金がメインだったそうですが、資金が半端なく掛かる世界で自分の力と技術と精神のみで世界一流の「パイロット」まで成り上がった「室屋義秀」さんには尊敬の言葉しか見つかりません。
室屋義秀さんの今後は?
いよいよ……#airrace #エアレース #LEXUS #Breitling pic.twitter.com/bwBpoppu7a
— Yoshi MUROYA (室屋義秀) (@Yoshi_MUROYA) October 21, 2021
年齢的にも若くはない「室屋義秀」さんではありますがチャレンジは止まらないようです!
さすがは成り上がりの精神でもあり、メンタルの強さでも世界一であります。
2022年開幕の「エアレース世界選手権」に参戦しまた総合優勝を目指したいという強い気持ちをもとにトレーニングをされています。
若きレーサーのF1への道。
室屋義秀さんの乗る機体は?
エアレース・パイロット室屋義秀選手とLEXUSはチームパートナーシップ契約を締結し、来年開幕の「The Air Race World Championship」の初代世界チャンピオンへの挑戦と、よりよい社会、カーボンニュートラル社会の実現に向けた挑戦を発表
⇒ https://t.co/Pl1LLBfRE6#レクサス #Lexus #室屋義秀 pic.twitter.com/onnmu99nHD— LEXUS / レクサス (@lexus_jpn) October 21, 2021
空のF1とも言われる「エアレース」ではありますが、最高速は430kmのスピードと10G(加速度)と身体に物凄い負担がかかる競技でもあります。
そんな機体を乗りこなす「室屋義秀」さんの機体は、「ジフコ・アエロノーティクス製のエッジ540-V3」といった機体なんだそうです。
素人にはなんのこっちゃ?といった感じではありますが、あの「レクサス」とパートナーシップを結んでいることから期待の持てる機体である事は間違いありません。
飛行機雲のスマイルが可愛い!
#大空を見上げよう in #新潟県 https://t.co/8pza0YD5uo
— Yoshi MUROYA (室屋義秀) (@Yoshi_MUROYA) July 19, 2021
「室屋義秀」さんが、パイロット志望を呼び起こさせた、中学生の頃に見た飛行機雲の「POCARI SWEAT」の文字と同じように、現在では自分が操縦する飛行機において「スマイル」マークを大空に描くイベントなど行っています。
うつむきがちな世の中に、少しでも空を見上げる気分にさせてくれるとても素晴らしい取り組みですよね!
いかがだったでしょうか。
アルバイトでの資金で世界一流の「パイロット」にまでなってしまう「室屋義秀」さんの夢ある人生には、今の世知辛い世の中に夢と希望を与えてくれます。
未来ある子供達の夢を身近にするためにも、今後も大空で輝き続けて欲しいと願います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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