国枝慎吾は病気や障害を乗り越えて歩ける!世界と戦い子供達に勇気を!

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こんにちはSMOKERです。

 

世界には沢山のアスリートがいます。中には障害がありながらも、そのハンディキャップをものともせず、健常者と対等に渡り合う姿を見かけます。

 

その為には、健常者には到底わかり得ない、並大抵の努力では成り立つ事はありません。

 

そんな障害を持ちながらも世界で活躍する、車いすテニスプレイヤー「国枝(くにえだ)慎吾」さんは、車いすテニス界のレジェンド。

 

テニス界といえば「松岡修造(まつおかしゅうぞう)さん!(古い!)ではなく、今でいえば「錦織圭(にしこりけい)」選手や、「大阪なおみ」選手が世界で活躍中ですが、なんと「国枝(くにえだ)慎吾」選手の方が、国際大会では実績を出しているのです!

 

正に車いすであっても関係のない圧倒的な存在感のテニスプレイヤー「国枝(くにえだ)慎吾」さんに迫ってみます!

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国枝慎吾さんのプロフィール。

 

 

1984年2月生まれの東京都出身。36歳(令和2年現在)

身長173cm  体重65Kg

麗澤大学⁽れいたく)(千葉県)

プレイスタイル 右利き・片手バックハンド

プロ転向 2009年

所属 ユニクロ

 

11歳の時に、母の勧めをきっかけに車いすテニスと出会う。

 

始めは、テニスよりも学校の友達とのバスケットボールに夢中であり、健常者の友人とスポーツを楽しむ事によって自然と「車いす操作」が身についたようです。

 

確かに車いすでのバスケットボールの競技も盛んに行われていますし、止まる事が許されないバスケットボールはハードなスポーツですし、車いす操作も上達する事は間違いないでしょう。

 

高校に入るとメキメキと国内で頭角を現し、海外遠征の経験もされていますが、世界のレベルの高さに驚愕。

 

その後、丸山弘道氏に指導を受ける事によって、本格的な競技レベルまで自分を高める事となります。

 

 

やはり、世界で戦うアスリートは生まれもった天性の才能も必要かと思います。

 

私の知り合いにもプロ野球選手になった方がおられますが、小学生の時から化け物かと思うほどの身体能力の持ち主でした。

 

国枝慎吾さんの病気や障害。

9歳から車いすでの生活を余儀なくされた、国枝さんではありますが、どのような病気のためにこのような生活になってしまったのでしょうか?

 

その病名は「脊椎腫瘍」です。

 

脊椎腫瘍とは、背骨の中の神経にできる異常な塊の事を言います。

 

脊椎腫瘍によって、神経が圧迫されると、手足や背中の痛みが出る事が多い。

 

その脊椎腫瘍を小学校4年生の時に摘出手術を受けてから車いすでの生活となります。

 

しかし、自分の将来を悲観する事は全くなかったそうです。持ち前の明るい性格と目立ちたがり屋だった国枝さんは、活発な少年時代を過ごしていました。

 

「人生は何があるかわからない、毎日悔いなく生きていこう。」と思い生活している国枝さんでありますが、本来は脊椎腫瘍といわれていた病気は「がん」だったと両親から聞かされた事から常に思っている事だそうです。

 

まさか、自分が「がん」だったとは思いもしなかったでしょうね!

 

普段からの運動と持ち前の前向きな性格によって「がん」に打ち勝ったのではないでしょうか。

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歩行へのこだわり。

2009年に、日本で初めてプロの車いすテニスプレイヤーになった国枝さんは、それと同じ年に「自分の足で歩く」と決断しました。

 

元々一つの技を体に覚え込ませるには3万回の練習が必要と言うほどの努力家の国枝さんは、リハビリ開始から3カ月で、車いすから立てるようになり、約半年で1分以上2本足で立ち続ける事が出来るようになりました。

 

17年もの間歩いた事がなかった人が、たった1年のリハビリで歩けるようになるとは、やはり超人的な身体能力と精神力を身につけた賜物ではないでしょうか!

 

しかし、長年あるけなかったにも関わらず「14歩」歩けた時の第一声が「階段があると断念していたレストランに行ける!」と努力の目標がレストランであったと努力していたのを隠すかのようにお茶目な部分も見受けられます。

世界での戦績。

引用:パラスポWEB

 

主な戦績

2003年 ワールドチームカップ(ポーランド)1位*日本代表

2007年 ワールドチームカップ(スウェーデン)1位*日本代表

2007年   年間グランドスラム

2009年   年間グランドスラム

2010年   年間グランドスラム

2014年   年間グランドスラム

2015年   年間グランドスラム

2016年   ワールドチームカップ(東京)   2位*日本代表

パラリンピック戦績

2004年   アテネパラリンピック

       男子ダブルス 金メダル

       男子シングルス ベスト8

2008年   北京パラリンピック

       男子シングルス 金メダル

       男子ダブルス 銅メダル

2012年   ロンドンパラリンピック

      男子シングルス 金メダル

      男子ダブルス ベスト8

2016年   リオパラリンピック

        男子ダブルス 銅メダル

        男子シングルス ベスト8

といったように国際大会での好成績はまさしく、レジェンドと言っても過言ではないでしょう!

 

             

子供達へのエール

国枝さんが、インタビューやテレビで伝えている子供達へのメッセージは

 

「車いすテニスでもプロを目指すことが出来る。」

「テニスラケット1本でも食えるんだ!ということを示したい。」

「車いすの子供達に、車いすテニス選手になりたいと思ってもらいたい。」

 

といった事を、車いすの子供達や、障害を持つ子供達に熱いメッセージを送っています。

 

本人にしかわからない、つらい気持ちや、大変さを自らの経験により、将来ある子供達を勇気づけています。

 

健常者には分かりえない苦しみや、つらさは障害を持つ人が一番にわかる事です。障害を持つアスリートとして、こころから子供達に寄り添って頂ける存在である事は、私達親にとってはまさに「神」であるかのような方です。

 

いかがでしょうか。

 

世界で活躍する「車いすテニス」界のレジェンド、いやテニス界・アスリート界のレジェンドと言っても過言ではない「国枝慎吾」さん。

 

そして、前向きな姿勢で子供達にも勇気を与え続ける、大切な存在として今後とも世界の人達に感動と勇気を与え続けて欲しいと願います。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

 

 

 

 

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