こんにちはSMOKERです。
素朴で癒しの音色や小鳥のさえずりのような優しい音色。
何か懐かしさまである「オカリナ」という楽器は今の人達はご存知なのでしょうか?
私達のアラフォー世代であれば、音楽の授業で習った!といった方達が多いはずです。
今回この「オカリナ」奏者である「中原蘭(なかはらん)」さんと共に、オカリナ制作の工房「土音」が気になり調べてみました。
では、オカリナ奏者「中原蘭(なかはららん)」さんと、オカリーナ工房「土音(ひじおと)」に迫ります。
中原蘭(オカリナ奏者)さんの人物像。
【お知らせ】
動画を投稿しました
明日の金曜ロードショーが楽しみです☺️さよならの夏~コクリコ坂から~(オカリナ演奏) https://t.co/6RhcL0Vdba pic.twitter.com/iJaFlg2nFM
— 中原 蘭 (@RanOcarina) August 20, 2020
1988年栃木県宇都宮出身。 32歳(令和2年現在)。
学歴:國學院大學文学部日本文学科日本文学専攻卒業。
職業:オカリナ奏者・講師。
幼い頃、寝る前に父親がギターで弾き語りをしてくれていたという「中原蘭」さん。
それが音楽との出会いとなります。
母親や姉がヴァイオリンを始め、自分も音を出す楽器を習いたいとピアノから始められたそう。
中学校では、吹奏楽部でクラリネットを担当され、吹奏楽器の楽しさを知ったといいます。
しかし、高校では、幼少期から続けていた書道の書道部に所属。音楽だけではなく色々な事に挑戦していた事が伺えます。
また、幼少期から「オカリナ」と出会っていたわけではなかったようです。
大学では、オーケストラでオーボエを担当し、また更に音楽に没頭していました。
書道に管楽器というと、何かご両親の愛情と少しの厳しさが伝わったくるように感じます。
しかも、中学校の教員(国語・書道)も務められています!
現在は、オカリナ奏者・講師を栃木県を中心に活動されています。オカリナコンサートのほかYouTubeにも演奏動画を投稿するなど、オカリナの普及にも務められています。
中原蘭(オカリナ奏者)さんの経歴。
2017年5月 アルソ出版「OCARINA Classic」vol.1 vol.2の模範演奏楽譜発売。
2017年 1st album「COLORFUL TONE」をオカリーナ工房「土音」より販売。
2018年2月 2nd album. 楽譜集「with YOU〜nostalgia of Japan〜」をオカリーナ工房「土音」より発売。
2019年3月 3rd album.楽譜集「中原蘭のわくわくオカリナBOOK」をオカリーナ工房「土音」より発売。
オカリナ用の楽譜やオカリナ演奏のCDも出しております。
オカリーナ工房「土音(ひじおと)」。
ホームページに21本、現物販売でオカリナを掲載しました。 早くも申込いただいてますが、珍しい風合のdolceです。 もみ殻の跡が模様のような1本。
板垣 洋一さんの投稿 2020年11月1日日曜日
店主の「板垣洋一(いたがきよういち)」さんは、銀行員時代に支店長をしていた陶器で有名な栃木県益子町の氏神様の祭り・土祭(ひじさい)で奉納された土笛(オカリナ)が、益子町での土で作られていない物だと知り、「なぜ陶器の町でもあるのに、地元の土を使っていないのだろう」と疑問を持った事から「オカリナ」に興味を惹かれていったと言います。
それならと「益子の土を使って自分でオカリナを作ってみよう」としたのが、オカリーナ工房「土音(ひじおと)」だそうです。
フルート奏者がボイスパーカッション?
オカリナ制作者「板垣洋一」さん。
栃木県から参加の I さん。 アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」素敵でした。 I さん作成のオカリナ販売ブースにて。 漆塗りのオカリナ、ブルーのオカリナ綺麗でした。 私は、オカリナ吹けません。あしからず。
上村康広さんの投稿 2019年9月28日土曜日
オカリーナ工房「土音」のオーナー「板垣洋一(いたがきよういち)」さんは、オカリナの制作者でもあり、奏者でもあり、楽曲制作もされています。
元銀行マンでもあった「板垣洋一」さんは、仕事で益子に勤務していた時に「オカリナ」に興味をもち、2009年7月頃から演奏と制作を開始したそうです。
2013年 銀行銀行を早期退職。
2016年9月 オカリナ製作者として独立。
自身の時間の大半を「オカリナ」制作に費やし、益子の土を使用し、こつこつ制作を続けていたという「板垣洋一」さんは、周りの人の支えがあって、オカリナ制作のワークショップやオカリナのレッスンの活動を進めてきたそうです。
この技術を次世代に受け継いでいきたい、そしてオカリナの普及を特に、小中学生を対象とした若い世代たちに、素晴らしさを伝え、地域に貢献する活動をしていきたいと言います。
一重にオカリナといっても、制作の仕方から演奏、そして地域の人々の繋がりまでも担っている楽器として扱われている事が、とても素敵ですよね。
凄く耳に心地よい音を出すオカリナの楽器以上の存在感が伺えます。また今の小中学生には親しみのない楽器の普及にも取り組まれて今後の活動にも期待です。
いかがだったでしょうか。
最近は見る事が少なくなった「オカリナ」。
その音色は耳に心地よく、すっかり癒される事でしょう。プロのオカリナ奏者として活躍する「中原蘭」さんと、その蘭さんが使用するオカリナを制作する「板垣洋一」さんは、今後の「オカリナ」の存在をもっと世間に広めてくれるはずです。
一時期は流行ともなった「オカリナ」ではありますが、本当に綺麗な音色でもあります。子供の習い事としても定着して頂ければと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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