こんにちはSMOKERです。
近年危険な外来生物としても問題となっている「ヒアリ」ではありますが、本来「アリ」がそこまで危険か?と思われた方もおられるのてはないでしょうか?
普段何気なしに足元を見るとアリの姿を見かける事が出来ますが、一生懸命に働いている姿に心打たれる事もあると思います。
自分が子供の頃、もしくは自分の子供達が「アリ」の観察をしている時に「アリの巣」の中はどんな風になっているのか?
気になるのが常識ではありますが、小学生になると「アリの巣」の観察を水槽でした記憶があります。
今では、観察キッドが多数販売され以前より断然観察しやすくなっているかと思います。
そんな「アリ」の生態や「アリの巣」を観察しやすく改良を重ねる人物がおられるのです。
アリの研究家でもあり、アリハンターの「島田拓(しまだたく)」さんであります。
では「島田拓」さんとはどんな方なのでしょうか?
島田拓さんの人物像。
1981年東京都出身。 39歳(令和3年2月現在)。
学歴:高校中退。
職業:AntRoom(アントルーム)代表。
嫁、息子さん3人の5人家族。
物心ついた時から様々な生き物を飼っていたという「島田拓」さんは、大人になるにつれて、生き物への興味が薄れるのが一般的である中、大人になるにつれて更に生き物の面白さに興味を惹かれていったそうです。
そこから、上野動物園や、東中野にあった動物堂など野生動物を扱うショップに勤められたといいます。
ダニ・ムカデ・さる・ビーバー・キリンやオカピなど、多種多様の生き物と動物の飼育を経験されたようです。
昆虫から動物まで、飼育の経験をされる方も珍しいのではないでしょうか。「島田拓」さんは、生き物であれば、どの種類をという概念がないのでしょうね。本当に生き物を愛し、生き物を好きな事が伺えます。
その中でも、特に「アリ」の飼育が面白く「アリ」の魅力に取り憑かれたそうです。
女王アリを中心にした家族で生活する所に一日中観察していても飽きないといいます。
そんな「アリ」の面白さを、もっと世間の人達に知って貰いたいと、アリの通販専門店「AntRoom」を立ち上げるほどのハマり方です。
自分の好きな事にここまで夢中になれ、そして商売にまで繋げてしまう、少年の心を持った魅力ある経営者でもあり、研究者でもあります。
島田拓さんが紹介するアリの世界。
「アリ」の魅力を挙げたら限りがないという「島田拓」さんは、1番の魅力は女王アリを中心とした家族での生活なのだそうです。
社会生活をするために、仲間同士で会話をしてコミュニケーションをとる必要がありますが、「アリ」の世界でも、匂いや音、動きなど様々な方法を使って仲間同士のコミュニケーションをとるそうです。
そして、身動きの出来ない幼虫を外敵やカビから守り、口移しで子育てをする事など、私達の生活に置き換えたとしてもさほど差がないそうです。
かなり「アリ」の世界に興味を惹かれてしまいますよね。子供達との共同での観察にも本当に持ってこいの生き物ではないでしょうか。
保育園で、子どもたちにアリの話をしてきました。
とても熱心にアリの話を聞いてくれました。
室内でアリの話をした後は、保育園近くの公園でアリ探し!
気温9℃しかなく、アリを探すのは難しい季節ですが、冬でも元気なクロナガアリをたくさん見つけることができました。https://t.co/KksRoJMm0D pic.twitter.com/ZmtvwrcrU9— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) December 17, 2020
希少価値の高い羊を育てる「羊飼い」!
島田拓さんの活動。
クレイジージャーニーを見て頂きました皆さまありがとうございました!
南米に行くのは数年ぶりで、初めて見る虫との出会いも多く、僕自身かなり興奮した旅となりました。
本当に幸せな時間でした。 pic.twitter.com/O58PEmaCN2— AntRoom 島田拓 (@AntRoom_taku) April 10, 2019
「島田拓」さんは、「アリ」の生態や、「アリ」の飼育の面白さを伝える事は勿論ですが、たくさんの番組出演や写真や資料の提供もされています。
■TV東京「おはスタ645」出演。
■NHK「ダーウインが来た!」ムクゲキノコの写真提供。
■毎日新聞社「サンデー毎日」でAntRoomを紹介。
■テレビ朝日「スーパーJチャンネル」アルゼンチンアリ撮影方法。
■琉球大学「輸入感染症の講演」ヒトヒフバエの写真提供。
■東京書籍「新しい科学」写真提供。
■NHKスタジオで、アリの撮影協力。
■シロアリ駆除会社 シロアリの写真提供。
■「アリの巣をめぐる冒険」アリの写真提供。
■「楽しい熱帯魚2012年12月号」(白夜書房)店舗紹介。
■日本テレビ「世界一受けたい授業」アギトアリの写真提供。
■「読売KODOMO新聞」写真提供と店紹介。
■「キンダーブック2 4月号」(フレーベル館)アリの写真提供。</p
ごく一部の活動ではありますが「アリ」のために様々な活動をされていますよね。「島田拓」さんの「アリ愛」が尋常でない事もわかります。
島田拓さんの著書や写真提供は?
引用:amazon.co.jp
中々「アリ」だけに焦点を当てた著書は少ないと思いますが、この本だけで「アリの世界」がグッと近くなります。
いかがだったでしょうか。
「アリ」の世界が、ここまで奥深いとは思ってもいませんでした。
子供の教育にも非常に役に立つ「アリ」の生態を教えてくれる「島田拓」さんに感謝です。
些細な事かもしれませんが、ほんのちょっとの気付きが出来るからこその面白さがそこにあるのではないでしょうか。
「島田拓」さんの「アリ」に対する価値観が非常に勉強になりました。
今後の活動にも更に興味を持っていきたいと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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