こんにちはSMOKERです。
何年も厳しい修行によって人々に美味しいものと幸せを与えてくれる「料理人」。
今では世界各国の料理を楽しめる時代ではありますが、それは「料理人」の人達が、世界各国に渡って修行し、日本に持ち帰ってきた技術と苦労があるからではないでしょうか。
今まで見た事のない食材や、味わった事のない調理の仕方に驚きと感動も与えてくれる「料理人」には尊敬と感謝の意を示さないといけません。(あくまでも私的です。)
しかし、「料理人」とはいっても料理だけを考えれば良いだけの立場ではない方もおられます。
オーナーシェフともなると、経営の事まで考えなければなりません。
そんな、イタリアンのオーナーシェフでもある「村山太一(むらやまたいち)」さんが、サイゼリアでバイトをされ、今までの「料理人」としての立場を考えられる姿がカッコいいのです。
では「村山太一」さんとはどんな方なんでしょうか?
村山太一さんの人物像。
コロナ禍でも黒字を保つ秘訣は、小さな改善の積み重ねにあった!トップシェフがサイゼリヤで働き学んだものとは?https://t.co/vqSAbJfrn5#ラッセ#村山太一#サイゼリヤ pic.twitter.com/3KKpg7RkYm
— 料理王国 (@cuisinekingdom) January 6, 2021
1975年新潟県十日町市出身。 45歳(令和3年2月現在)。
調理師専門学校を卒業後、京都の「京懐石 吉泉」などで修行した後に、2000年にイタリアに渡ったそうです。
料亭での茶懐石の修行から一転してイタリア料理の修行に行くアグレッシブさが凄いですよね。
そこには、「村山太一」さんが子供の頃、親戚が栽培したコシヒカリや、自家菜園の野菜や山で収穫した山菜、川で捕まえた魚などが、食卓に上がっていた地産地消の食生活が染み付いていた事もあったようです。
その後2つ星レストランを2店で修行した後に、以前から憧れのあった郷土料理の名店、自然と共存するイタリア料理のレストラン「ダル・ペスカトーレ」に修行に行く事にしたそうです。
ダル・ペスカトーレのシェフでもある「ナディア・サンティーニ」のもとで徹底的にイタリア料理を学び、副料理長を務めるまでになったといいます。
2008年に帰国された「村山太一」さんは、イタリアでの経験を元に、2011年に、オーナーシェフとして独立し、レストラン「L’ASSE(ラッセ)」をオープンされました。
料理の世界は、世界のどこであっても厳しい修行が必要とされる事がわかりますよね。何かを極めるためには仕方がないとはいえ、壮絶さが想像出来ます・・。
村山太一さんがサイゼリアにバイトに!
僕はサイゼの回し者か?!😝
サイゼの味は、企業としてビッグサイジング化しながら全体最適を整えながら、食べ手に本物のイタリア料理を出すって変わらない信念を貫いてる。名脇役のフォカッチオの発酵ぐあいがとんでもなく素晴らしいのはプロ料理人でも真似出来ないhttps://t.co/7DEXbgYaCu— 村山太一 (@TaichiMura1975) December 11, 2020
日本に帰国後にオープンされたイタリア料理「L’ASSE(ラッセ)」は9年連続でミシュランガイド一つ星を獲得するほどの名店でありながら「村山太一」さんはなぜ「サイゼリア」にバイトに行かれるのでしょうか?
従業員のひとりあたりの売り上げも利益も「村山太一」さんのお店「L’ASSE(ラッセ)」よりもはるかに上を行く「サイゼリア」のビジネスから学ばないと、この先お店が潰れてしまうと考えたそうです。
いくら星付きのレストランであっても経営となると違うのでしょうね。
「村山太一」さんは、サイゼリアで働く事によって生産性を学んでいるのだそうです。
街場のレストランは人時生産性が低く、生産性が低ければ給与水準も低くなります。しかしサイゼリアの店長ともなると、三つ星レストランの店長よりも給料が高いのだそうです。
これには誰しもビックリさせられるのではないでしょうか。
利益を出さないとお店を続けることは出来ない、そのための生産性の向上といいます。
サイゼリアの付加価値は「安さ」であり、街レストランは「時間と、空間、人」が付加価値。
だから、人に感動させたいと夢があり働く若者達が働き続けられる給料モデルを作るために「サイゼリア」の考えを取り入れる必要があると考えたそうです。
もう2年以上アルバイトをされているようで、今後の「料理人」達に多大な影響を与えるための、アルバイトになるのではないでしょうか。
今現在、職の効率化が注目されていますが、無駄を省く考え方に、日本人全体で考えて行かなければならない所まで来ているのでしょうね。
一匹狼と言われるイタリアンシェフ!その理由は?
村山太一さんのお店の場所は?
村山太一さんがオーナーシェフを勤めるレストラン「L’ASSE(ラッセ)」。
日本各地より届けられた新鮮な食材達を余すところなくその日に使い切るというコンセプトを元に営業されています。
お子様のいるご家庭で、少しでもレストランの味を楽しんで頂きたいという思いから始めたL’ASSE STORE
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期間限定商品販売中!https://t.co/4RRBcDbnSz— Restaurant L’asse (@restaurantlasse) November 9, 2020
住所:東京都目黒区目黒1-4-15 ヴェローナ目黒B1
Tell:03-6417-9250
営業時間:ランチ 12:00~14:00
ディナー18:00~22:00
定休日:日曜日、第1月曜日。
web:http://lasse.jp/
お店の料理の価格は?
・季節のランチコース ¥4400
・季節のランチ フルコース ¥5400
・平日限定 クイックランチコース ¥2600
・平日限定 パスタ+メインコース ¥3600
・ディナーコース \7700
・ディナーコース ¥10800
いかがだったでしょうか。
星付きのレストランの料理人でありながら、今後の料理人達の在り方を考えている「村山太一」さんの未来予想図が凄いですよね。
今後料理界に革命が起きるのではないかと思わされるほどでもあります。
人々に美味しい物を届けるばかりではなく、未来ある「料理人」達のためにも、今後も生産性の在り方を発信して頂きたく思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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