こんにちはSMOKERです。
今も昔もアニメには、老若男女問わずに色々な世界観を与えてくれていますよね。
年齢が40代から50年代ともなると、アニメーションが音楽に使われるのは、主題歌やエンディングでのアニメソングとしてしか想像がつかないのではないでしょうか・・。
しかし、現在の音楽に使われるアニメーションのMVには独特の世界があり、映像と音楽に思わず心奪われてしまうものがあります。
そんな、アニメーションを手掛ける方に今若者からかなりの支持を受けている“動画師”と言われる「Waboku」さんという方がおられます。
その独特な世界観のアニメーションと、ご本人の個性がとても強く気になる方でもあります。
では、現在アニメーション作家としても名高い「Waboku」さんとはどんな方なのか?そして作品達を探っていきます。
Wabokuさんについて。
【第24回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展】
アニメーション部門 ソーシャル・インパクト賞
『ハゼ馳せる果てるまで』
Waboku[日本]#文化庁メディア芸術祭#JapanMediaArtsFestival#JMAF pic.twitter.com/tnfSIDSe9o— 文化庁メディア芸術祭 (@JMediaArtsFes) October 2, 2021
1992年7月29日生まれ。
年齢:29歳(令和3年現在)。
学歴:東京工芸大学アニメーション学科。
小学生の頃からゲームとホラー映画好きの「Waboku」さんではありますが、高校2年生位までは、全くアニメーションには興味がなく、民俗学に興味を持っていたといいます。
しかし、当時まだ目新しかった、YouTubeやニコニコ動画や映画「サマーウォーズ」などの影響から自分もアニメーションをやってみたいと民俗学者から進路を変更されたのだそうです。
大学では、映像を学びそこで始めてアニメーションを作り、自分の才能のなさを痛感されたようですが、コツコツと努力を重ねた上でアニメーションを描く技術を磨く事となります。
大学卒業後は、アニメーションの制作会社に一度は就職されるも半年で退職され、フリーランスも経験後に作家事務所「ネネネユナイテッド」に所属しアニメーション作家として活躍されるようになったようです。
Wabokuさんの代表作品。
キャラクターの動かし方は、ゲームやお笑い芸人からの影響もあるという「Waboku」さんの作品には、今までにない独特の世界観が感じられ、音楽との共鳴感がとても素晴らしいものばかりであります。
日本を代表するMVを手掛ける映像作家とは?
Wabokuさんの素顔。
第24回文化庁メディア芸術祭
授賞式・内覧会でありました。
改めましてありがとうございました☀️(展示は明日より化学未来館にてスタート) pic.twitter.com/Xxl8p1PQE9
— Waboku (@waboku2015) September 22, 2021
曲を聴いて耳に止まった歌詞の単語から連想したものを絵にしていくという「Waboku」さんではありますが、歌詞のストーリーに沿ったものとは違く、あくまでも音を聴いて思いついたものを描くといいます。
まさに天才肌な才能でありますが、音と単語だけで絵が描けるとは凡人には想像がつきませんよね。
将来は、立体のアニメーションも作ってみたいそうですが目標としているのは「みんなのうた」に流れるようなアニメーションなんだそうです・・。
その素顔もイメージ通りの個性が強く、鬼才的で才能の豊かさを感じさせてくれる若者であります。
Wabokuさんの本名。
アニメーションMVのカルチャーを作ったひとりとも言われている「Waboku」さんは、2017年に発売されたボーカロイドP・ルワンさんによる「ハイタ」といった作品から音楽シーンに浸透していったそうです。
このジャンルの方々といったらあまり実名で活動されている方が少ないよいに感じます。
「Waboku」さんにおいても、なぜにそのような名前になったのかは、まだ明らかにされていないようですが「和睦(わぼく)」といった“争いをやめて仲良くする”といった意味合いもあるのかもしれません。
そんな「Waboku」さんの本名は「中島渉(なかじまわたる)」さんというようです。
ワタルとWaboku、繋がっているようで繋がっていないような雰囲気でありますよね。
いかがだったでしょうか。
新たなミュージックシーンを創り出すクリエイター「Waboku」さん達の活動には、年齢を超えてこれからも浸透していくのではないでしょうか。
若い世代の新たな感性には、歳を重ねた昭和の世代にもワクワクさせてくれるくれものがあります。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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