出典元:photoAC
こんにちはSMOKERです。
自粛生活も長くなり、不要不急の外出を控える事が続く世の中。
勿論、最小限の経済活動は止まってはいないが、海外からの渡航規制・輸出入の軽減によって多くの「食糧」を輸入に頼っている日本は、今後「食糧不足」になるのでは?
と少し不安になっているのは、私だけでは無いはずです。
ましてや、食べ盛りのお子さんを(私を含め)抱えているご家庭では、収入の減少の他に、食べ物さえも!となったら、次の日本を支える未来ある子供達をどう育てていくか?
親としては考え、行動に移さなければなりません。
感染拡大の今!
実際、日本の食料事情はどうなっているのでしょうか?
日本の食料事情。
余り考えた事がありませんが、はっきり言いますと「お米」以外の食料は、ほとんどが輸入に頼っている状況です。
そして、お米の消費も減少し、食料の自給率も年々減少の一途をたどっております。
農地面積に関しても、主に住宅地等への転用や荒廃農地の発声により、農地面積が最大であった時と比べ、約157万ヘクタール(約東京ドーム34個分相当の広さ)が減少しております。
国としても対策はしているのでしょうが、もし諸外国が輸出をストップしてしまったらと思うと不安が残ります。
実際に、ロシアやベトナム・インドなど自国の食料保護のために輸出制限措置を導入した国が出ております。
また、農業での働き手も減っている事や、高齢化が進行しているのは普通に生活をしていても感じられますし、実際農家の知り合いにも、人手が足りないといった悩みは常に尽きないとの事です。
*注!現段階では、十分に食料は足りていますので買い占めなどの必要はありません。
今後はどうなるの?
現段階では、食料不足になることは無いと考えられていますが、今の状況が続くのであれば、話は変わってくるのではないでしょうか!
1993年に、記録的な日照不足により「お米」を中心に農業被害が相次ぎ、タイやアメリカからの「お米」の輸入する「平成の米騒動」が起きました。ただでさえ、食料の自給率が低い日本にとっては、かなりの問題であった事を覚えております。
唯一の自国自給率100%のお米が一般家庭で手に入らず、当時食べ盛りの十代の私にとっては、パンや麺嫌いで何を食べれば良いのか?と悩んだ事を思い出します。(実質、友達の家が米農家だったため、タイ米を口にする事は無かった!)
当時を境に、日本人の米離れがも加速したと考えられます。
実際、国際専門機関の国連食糧農業機構(FAO)と世界保健機構(WHO)・世界貿易機構(WTO)も「世界的な食料不足が発生する恐れあり」と警告している事もあり、特に輸入に頼ってがちな日本にとっては、考えている以上に深刻かもしれません。
新型コロナウイルスの長期影響により、農業労働者の確保や食料品の市場への出荷が不可能になり、世界中で農業生産が混乱している状況である事は、目に見えています。
速やかに打開策を見出さなければならない状況と言えるのではないでしょうか!
食料の何が不足していく?
主食のお米だけを考えれば、問題ないのかもしれませんが、それ以外の食物と考えるとほぼ皆無の状況となります。
引用:平成27年・農林水産省
図でも分るように、お米以外はほとんど輸入に頼っている状況です。
野菜に関しても国産物が8割とはなっていますが、ご飯に野菜だけとなると精進料理になってしまいます。
私的には、ご飯・みそ汁・漬物のようなもので問題ありませんが、これからを担う子供達に取っては、もっと栄養価の高い食事をと考えてしまうのは、親としてどうしようもない事です。
因みに、牛肉1キロに対しての必要な飼料穀物は11キロ・豚肉1キロに関してみれば穀物は7キロ必要になります。
畜産物を飼育するだけでも沢山の飼料となる穀物が必要になりますが、飼料用の穀物は、ほとんど輸入に頼ってしまっています。
食料不足を回避するには?
私的には、原点回帰ではありませんが、「鎖国時代」の海外からの物資がほとんど入らない状況時の、自給自足をもう一度見直して行くのが良いかと考えます。
また「士農工商」ではありませんが、。もっともっと農民の地位を向上させ、畜産・水産に力を入れお金を使うべきです。
都市部だけに人口が集中してしまい、地方は人口減少や空き家問題、土地が余っているのは間違いありません。
ましてや今の状況下でリモートワークやテレワークが盛んになり、主力となれば、別に都市部に住む必要もありませんし、農業や畜産の片手間で出来るようになるのではないでしょうか?
極端に言えば、テレワークやリモートワークで事足りる仕事であれば、本業が農業や畜産・水産業にし、現状の仕事を副業とする考え方も出来るのではないでしょうか!
ちょっとした考え方を変えていければ、自ずと今後の食料不足や地方の人口増加などもにも繋がっていくはずです。
例えて言うのであれば、「ザ!鉄腕!DASH!!」のDASH村やDASH海岸・DASH島のような事を、今の社会で真剣に取り組んでいかなければならないのでは?と考えます。
今までとは違う視点や考え方から、化学・技術・AIを駆使して今後の「食料不足」「人口減少」「少子化」などの状況打破を見直していくのも良いのではないでしょうか。
まとめ
人は生きていく上で必ず食料や水が必要になります。漫画「北斗の拳」や映画「マッドマックス」のような弱肉強食の世界にならない為にも、現代人の考え方を改める良い機会なのかもしれません。
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