出典元:photoAC
こんにちは、SMOKERです。
日に日に増加する感染者。メディアではありとあらゆる横文字を使って私達に伝え続けています。
クラスター(小規模な感染集団)
パンデミック(世界的大感染)
ロックダウン(閉鎖)
オーバーシュート(爆発的感染拡大)
インフォデミック(情報の急速な電線)
などなど、私達一般市民にはいちいち何のこっちゃ?と思わせる言葉が多数使われています。なぜわざわざ横文字⁉と思った方は私だけでは無いはず!
そんな中、ウィルスの感染だけでも脅威なはずなのに「情報」による伝染も問題視されています。
では、インフォデミック(情報の急速な伝染)がなぜ起こるのでしょうか?
私達の生活の中でも、かなりの影響をあたえる事でもありますので、理解して頂ければと思います。
そもそもインフォデミックとは?
パンデミックとは何が違う?ただ言い方が違うだけなのか?と思ってしまった私。
インフォデミックとはInformaition Epidemicを短縮した造語で「正しい情報と不確かな情報が混じり合い、人々に不安や恐怖を煽る形で増幅・拡散され、信頼すべき情報がみつけにくくなる混乱状態」とされています。
パンデミックは世界大流行。インフォデミックは情報が急速に世界中に伝染してしまう事であり、インターネットとSNSによって、ウィルスよりも早く世界中に、些細な情報から重大な情報までが瞬時に拡散されています。
このため有効な対策がされないままに、新型コロナのパンデミックより先に、インフォデミックが起こってしまう形となりました。
出典元:photoAC
新型コロナによるインフォデミック
1番わかりやすいインフォデミックの影響としては「マスク」が挙げられます。
新型コロナに関する情報が、まだはっきりしていない状況で、「マスクは効果的」や「マスクは効果が無い」など情報だけが拡散してしまい、はっきりしないままマスクを買い漁る状況となったはずです。
また「トイレットペーパー」に関しても同じことが言えます。
「マスクの生産増加により、原材料が不足することでトイレットペーパーが買えなくなる」または「中国からの輸入減で不足する」などといった、うわさから一時、商品棚からしばらく姿を消す事となりました。
実際はトイレットペーパーとマスクは原材料も違いますし、ほぼ国内で生産されているにも関わらず、おかしな情報によって大変な事となりました。
これだけ、世界中の情報を簡単に取り入れられる時代であっても、40年以上前の「オイルショック」と変わらない状況が現代でも起こるとは考えてもいませんでした。
恐るべし「インフォデミック」!
良い情報なのか?悪い情報なのか?人それぞれのとらえ方に委ねられてしまう情報過多の世の中、ちょっとしたうわさでも事実となってしまいます。各々が、責任を持って配信していかないといけません。(私も含め)
うわさが真実に!
先ほどお伝えしたように、マスクやトイレットペーパーは嘘か真かはっきりしないまま現実となりました。マスクに関しては未だに購入が難しくなっております。
それ以外にも、ウィルスは高温多湿の所で感染しやすい、熱湯を浴びると防ぐ事が出来る、ニンニクを食べると感染を防げるなど沢山の根拠のないうわさがあります、信じて実行している人もいるのではないでしょうか?
ちょっとしたうわさでも、事実となってしまうのが「インフォデミック」の怖い所です。新型コロナウィルスを予防する・治療する・免疫力を高めるといった内容のものは、疑ってみる事を心掛けてみてください。詐欺にもご注意を!
「WHOの新型コロナウィルス対策に関するウェブサイト根拠のないうわさ」(引用:WHO)
まとめ
色々なうわさやデマが拡散される「インフォデミック」またそれに惑わされ、混乱させられている私達。
まだまだこれからも、この混乱から解き放たれる見通しもたちません。日々沢山の情報が飛び交っていますが、とにかく今はWHO・政府・専門家だけの意見に耳を傾けるほうが良いのではないでしょうか。
コメント