根本宗子(劇作家)車椅子生活も経験し舞台や公演を!経歴や作品が知りたい。

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こんにちはSMOKERです。

 

人にはあらゆる試練が降り掛かる時があるのではないでしょうか。

 

短いようで長い人生ではありますが、笑い・悲しみ・怒り・悩み、色々な苦難を乗り越えて日々の生活を送っていくはずです。

 

そんな人生の中で、突如自分の身に病気で身体が不自由になったらどうでしょうか。

 

何不自由なく生活を送れていたとしても、悩みが尽きないでしょうが、それに加えて身体の自由がきかないとなったら、私だったら立ち直れないほど落ち込むでしょう。

 

しかし、世間には病気や身体の不自由さに屈する事なく、前向きにそして笑顔で生活されている方々が沢山おられます。

 

そして、そんな方達から勇気や元気を貰う事が多々あるのではないでしょうか。

 

ある劇作家の「根本宗子(ねもとしゅうこ)」さんも、車椅子生活を乗り越えて、今や多方面で活躍されています。

 

では、苦難を乗り越え今や劇作家・舞台と活躍する「根本宗子」さんとはどんな方なのでしょうか?

 

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根本宗子さんの人物像。

 

1989年10月16日東京都出身。 31歳(令和3年1月現在)。

 

学歴:東洋英和女学院高等学校卒業。

 

職業:劇作家・演出家・脚本家・女優。

 

幼少期からスキーのモーグルを始め、選手を目指していたそうですが、不慮の事故で車椅子生活を余儀なくされます。

 

スポーツ好きから一転し、人生が180度変わってしまたといいます。

 

母の影響から演劇を観るのが好きだったそうですが、以前から交流のあった「18代中村勘三郎」さんの薦めで劇場に行った時の衝撃に、演劇の世界にのめり込んでいったそうです。

 

高校時代には年間100本から120本もの演劇を鑑賞するほどハマり、高校卒業後にENBUゼミナール演劇コースに入学。

 

ENBUゼミナール卒業公演で脚本を書いた事がきっかけとなり、同級生と劇団『月刊「根本宗子」』を旗揚げされました。

 

まだ19歳の未成年でありながら、劇団を作ってしまう「根本宗子」さんのハングリー精神と演劇への情熱は半端ではないのでしょうね!

 

才能が開花されるとはこのような事なんでしょうか!まさに水を得た魚のような活動ぶりです。

 

 

根本宗子さんが車椅子になったきっかけ。

中学校1年生の体育祭のリレーで、バトンを受け取る際に人とぶつかり、転んだことがきっかけとなりました。

 

股関節を骨折、骨折の際に骨の中の血管が切れてしまったせいで「外傷性大腿骨頭壊死症」となってしまいます。

 

骨折部分が治っても、大腿骨頭への血流が途絶えて骨壊死を起こす場合のある大変な病気となってしまいます。

 

股関節のとても良い先生との出会いや、中村勘三郎さんの後押しで、2度の手術にもチャレンジし、同じ境遇の方(車椅子生活)の人達にも勇気を与える演劇に繋げていきます。

 

根本宗子さんの、脚本や演劇で病気や車椅子に対しての考えや気持ちというのが伝わってくるように感じます。

 

健常者には、分かりえない気持ちのバランスや伝えたい事など、当事者しか経験出来ないからこその事だと思います。

 

根本宗子さんは言います、”車椅子での生活は本当に大変です。手すりの少なさや冷たさ、日本の公共機関の手すりは金属製で冬場などはつかまっていられない、この金属製の手すりを暖かい素材に変えていきたい”と目標のひとつでもあるそうです。

 

世界を股に掛ける演出家!

 

根本宗子さんの経歴。

 

2016年 「夏果て幸せの果て」が第60回岸田國士戯曲賞の最終候補。

2018年 「皆、シンデレラがやりたい」で
     2017年第17回バッカーズ演劇奨励賞を受賞。

2019年 「愛犬ポリーの死、そして家族の話」が
     第63回岸田國士戯曲賞最終候補。

2020年 「クラッシャー女中」が第64回岸田國士戯曲賞最終候補。

 

劇団公演では、全ての作品の作・演出を手掛けていて、女優としても多数出演されている万能な方です。

 

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根本宗子さんの作品。

 

舞台でも、脚本・演出・出演など沢山の作品を作り出している「根本宗子」さんではありますが、映画の世界でも活動されています。

 

・『ねもしすたぁ』(2015年)監督・脚本・出演。

・『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』(2015年)脚本・出演。

・『Heavy Shabby Girl』(2015年)脚本。

・『岩をも通す村重』HKT48(2017年)監督・脚。

 

いかがだったでしょうか。

 

身体が不自由であっても、腐る事なく新しい世界の表現に没頭する「根本宗子」さん。

 

自分と同じ境遇である女性を舞台で描いたり、自分の経験から脚本を書いたりとあらゆる才能を持った女性であります。

 

表現者として自ら舞台に出演するなど、本当に何かを人に伝える事が好きなんだろうなぁと感じました。今後もたくさんの人達に勇気と希望を与える活動を応援していきます。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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