大鰐町温泉もやしの値段や時期は?販売店や日持ちがするのか気になる。

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こんにちはSMOKERです。

 

庶民の味方・そして炒め物には欠かせないと言えば「もやし」。

 

値段も安いし、調理の仕方によってもバリエーション豊かな「もやし」は、価格も安定していて安心の食材ですよね。

 

そんな安いイメージの「もやし」にブランド化の付加価値を付けて販売されている伝統野菜の「大鰐温泉もやし」をご存知でしょうか?

 

見た目だけでも、あっと驚くほどの「大鰐温泉もやし」の存在感に驚かされました。

 

さて、「大鰐温泉もやし」とはどんな野菜なのか気になりますよね〜(私だけかも)

 

という事で「大鰐温泉もやし」の魅力に迫ってみます!

 

 

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大鰐温泉もやしとは?

 

青森県の中南地域にある大鰐町に古くから伝わる幻の冬野菜「大鰐温泉もやし」

 

長さが40cmほどにも育つそうで、温泉熱と温泉水のみを用いる温泉の町ならではの独特な栽培方法により、350年以上前から栽培されているそうです。

 

大鰐温泉もやしには、「豆もやし」「そばもやし」の2種類があり、豆の種類は、先人が選び伝えてきた地域在来種。

 

豆もやしは「小八豆(こはちまめ)」という大豆の品種を利用されています。

 

そばもやしには、そばの品種が利用されているとの事です。

 

ちなみにこの「小八豆(こはちまめ)」は門外不出の豆だそです。

 

同じ場所、同じ製法で350年以上も続けているとは伝統工芸並の野菜ですよね!日本の農耕にはやはり頭があがりません。

 

大鰐温泉もやしの作られ方。

江戸時代の弘前藩3代目藩主「津軽信義公」(1619〜1655年)が栽培を推奨したといわれるほどの歴史がある「大鰐温泉もやし」

 

一般的なもやしは、暗い部屋で緑豆に水を掛けて水耕栽培しますが、「大鰐温泉もやし」は江戸の時代から変わらず、温泉の熱を利用した土耕栽培を行っています。

 

土の畑に「沢」と呼ばれる穴を掘って種を撒き、ワラで光をさえぎり1週間ほどで40cmほどまで成長するそうで、収穫後も温泉水を使って洗うほど温泉にこだわった食材といえます。

 

私も大鰐温泉に若かれし時に訪れた事がありますが「大鰐温泉もやし」の存在は知らなかったです。

 

それは、大鰐町が財政化健全団体に指定されるほど財政難に落ち入り、危機状態から町再生をはかるために「大鰐温泉もやし」を象徴として盛り上げてきた証でもあるのです。

 

大鰐温泉もやしの値段や時期は?

店頭に並ぶとたちどころに売り切れてしまうという「大鰐温泉もやし」は、噛んだ音が周囲に聞こえるほどのシャキシャキな食感と歯応えだそうで、11月〜5月が旬の出荷時期だそうです。

 

1束300gのもやしをワラで縛るのが特徴的な「大鰐温泉もやし」は、1束350円ほどで販売されているようです。(値段の変動あり)。

 

自然を愛する農業家。

大鰐温泉もやしは日持ちする?

以前は、津軽地方でもそれほど知名度が高くなかったそうで、その理由としては、他のもやしと同様に日持ちが余りしないためだそうです。

 

気温が下がり寒くなる冬に地元大鰐町周辺だけで、販売・消費されてきた理由があるようです。

 

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大鰐温泉もやしの販売店。

大鰐地域交流センター「鰐come」での購入が可能となっております。

 

四季折々の自然に恵まれた大鰐町は地場産品が豊富。藩政時代から、代々秘伝で受け継がれてきた「大鰐温泉もやし」をはじめ、寒暖差の大きい高原の気候を活用して育てた「りんご」や「トマト」、温泉熱を利用して作った「味噌」など、大鰐町の気候と文化が育んだ特産品を販売されています。

 

 

住所:〒038-0211 青森県大鰐町大字大鰐字川辺11-11

TEL:0172-49-1126

定休日:毎週木曜日

Web:http://www.wanicome.com/

 

いかがだったでしょうか。

 

庶民に慣れ親しんだ野菜でもある「もやし」に、こんなにも歴史があり、また奥の深い存在感のある「大鰐温泉もやし」があるとは知りもしませんでした。

 

財政難の再建としてのプロジェックトで売り出したとはいえ、町の人達の強い思いが伝わってきます。

 

お安い「もやし」ではありませんが、是非一度食してみたい物です。

 

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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