吉村絵美留は修復士として岡本太郎と繋がる。経歴や修復作品が知りたい。

こんにちはSMOKERです。

“芸術は爆発だ!”といった名言を残した「岡本太郎」さん。今では何とも懐かしいフレーズですよね。

1970年大阪で万博博覧会が開催された時には「太陽の塔」を作り、現在も大阪のシンボルとして愛され続けています。

そんな芸術家「岡本太郎」さんの作品の中に「明日の神話」といった長らく行方不明になった作品があるのです。

制作依頼者である実業家の破産で行方不明になっていた作品が2003年にメキシコの資材置き場で発見され、欠損や劣化が激しかったそうです。

その「明日の神話」は壁画であり寸法は550cm×3000cmととても巨大で重さは14トンもあるだそうです。

それだけ大きな絵の修復を手掛けたのが修復士「吉村絵美留(よしむらえみいる)」さんであります。

数々の絵画を修復し、もとの姿に戻していく修復家の「吉村絵美留」さんとはどんな方なんでしょうか?

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吉村絵美留さんの人物像。

絵画修復家 吉村絵美留

1949年東京麹町出身。 72歳(令和3年現在)。

学歴:國學院久我山高校卒業。

職業:吉村美術研究所・代表取締役。
   絵画修復士。

洋画家の「吉村明峰」氏の長男として生まれた「吉村絵美留」さんは、学校卒業後に哲学者「谷川徹三」氏や、修復家「黒江光彦」氏の両氏に師事されていたといいます。

その後「明治記念絵画館」の作品や「東京国立近代美術館」収蔵の太平洋戦争画などの修復を経て、1973年に修復家として独立されたのだそうです。

幼少期から絵画に親しみ、絵に囲まれた生活だったからこその絵画修復家なのだと伺えます。哲学にも長けている事でしょうが、凡人の私にはまた違った世界の人なんだと感じさせられます。

しかし、世界の芸術品の修復作業でひどいものが良くニュースで流れていますが、修復にはとても繊細で地道な作業が行われなければならないのでしょうね。しっかり元の姿に戻す使命感も大切でしょうし、責任ある大事なお仕事である事は、間違いありません。

ちなみにお名前の「絵美留(えみいる)」は本名であります。センスのある素敵なお名前ですね。

吉村絵美留さんと岡本太郎さん。

引用:https://taro-art.work/art/myth-of-tomorrow/

元々「吉村絵美留」さんは、「岡本太郎」さんの作品や「勅使河原蒼風(てしがわらそうふう」さんのコレクションを修復されていたそうです。

岡本太郎さんの養女でもあり、実質的な妻でもあった「岡本敏子」さんが、「吉村絵美留」さんの修復技術にたびたび「岡本太郎」さんの作品の修復を依頼していたといいます。

その後、巨大壁画の「明日の神話」の修復も依頼されています。

生前の「岡本太郎」さんとの付き合いではなく、没後に「岡本太郎」さんと大きく関わるようになったようです。

九谷焼の伝統絵付け「赤絵細描(あかえさいびょう)」。

吉村絵美留さんの経歴。

1966年 國學院久我山高校卒業。谷川徹三氏に師事。

1968年 国立西洋美術館在職の黒江光彦氏に師事。

1969年 明治記念絵画館作品修復。

1969年~1976年 東京国立近代美術館収蔵太平洋戦争画絵画修復。

1973年 修復家として独立。

1988年 ヨーロッパ各修復研究所との技術交流。

2005年 岡本太郎作「明日の神話」修復プロジェクト参加。

日本を代表する修復家として活動を続けている「吉村絵美留」さんでありますが、ビフォー・アフターはどれくらい違うものなのかも見てみたいものです。

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吉村絵美留さんの修復作品。

・東京国立近代美術館収蔵作品修復。
・東京芸術大学収蔵作品修復。
・愛知県名古屋市立美術館収蔵作品修復。
・明治記念絵画館作品修復。
・福岡県立美術館作品修復。
・法務省収蔵作品修復。
・石川県立美術館作品修復。
・宮本三郎記念美術館収蔵作品修復。
・スペイン・バルセロナ市ミロ美術館所蔵作品
 展覧会作品管理。
・西ドイツ・ベートーベンハウス所蔵作品展覧会    
 作品管理。
・オランダ・ゴッホ美術館展覧会作品管理。
・イギリス・大映博物館所蔵作品展覧会作品管理
・スペイン・ダリ財団所蔵作品展覧会作品管理。
・ニューヨーク・キース・ヘリング財団所蔵作品
 展覧会作品管理。
・テキサス州キンベル美術館モネ展作品管理。

まだ多数の作品に携わっている「吉村絵美留」さんでありますが、世界の名だたる芸術作品達に関与している方であります。

いかがだったでしょうか。

時代の流れと共に、歴史ある偉大な芸術作品達も劣化や損傷を繰り返しているはずです。

それらの作品を後世達に伝えていくためには「吉村絵美留」さんのような修復家がいなければ、現存していなかった作品も多数あるのではないでしょうか。

今後も素晴らしい芸術作品を残していくために「吉村絵美留」さんには活躍して頂きたいと思います。

最後までお付き合い頂きありがとうございます。

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