こんにちはSMOKERです。
スポーツには必ず強靭なメンタルが必要といわれます。
勝負所で如何に力を発揮しなければならないかは、スポーツ競技をされている方には当たり前の事かもしれません。
普段の生活や仕事の中でも、気持ちがついてこないと力が発揮されないと感じる事も多々あるのではないでしょうか。
自分の能力を最大限に引き出すには、やはり「心」をトレーニングする事が必要不可欠となります。
気持ちが弱気になりがちな現代社会ではありますが、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれる「スポーツ」であったり「スポーツ観戦」が挙げられます。
2015年のラグビーワールドカップで劇的な逆転トライで強豪南アフリカに勝利した日本代表には勇気をもらえた方も沢山おられるのではないでしょうか。
そんな選手たちのメンタルを鍛えた「荒木香織(あらきかおり)」メンタルコーチの手腕が凄いのです。
リーダーシップを鍛える事で弱小チームを世界ベスト8まで導いた「荒木香織(あらきかおり)」とはどんな方なのか迫ってみます。
荒木香織さんのプロフィール。
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1973年京都府京都市出身。 47歳(令和2年現在)。
園田学園女子大学人間健康学部教授。
京都女子中学・高校から日本大学文理学部在学中は、陸上競技短距離選手としてインターハイ、国体などに出場された事もある経験を持っているそうで、自身の経験でもスポーツのメンタルに対する考えもあったのではないでしょうか。
その後、スポーツの心理学を学んだ「荒木香織」さんは、ノーザンアイオワ大学大学院で修士・ノースカロライナ大学大学院グリーンズボロ校で博士課程を修了するなど海外での考え方も取り入れています。
2012年から2015年まで、ラグビー日本代表の「エディー・ジョーンズ」ヘッドコーチに頼まれて、代表選手のメンタルコーチを務めました。
男性ばかりの競技の中、女性コーチの存在感はかなりのものだったのではないでしょうか。
荒木香織さんの学歴。
「博士」:米国ノースカロライナ大学大学院グリーンズボロ校・運動スポーツ科学 (スポーツ運動心理学専攻)
「修士」:米国北アイオワ大学大学院教育学研究科・健康、体育、レジャーサービス (スポーツ心理学専攻)
「Graduate Certificate」:米国ノースカロライナ大学大学院グリーンズ校 (女性ジェンダー学専攻)
「学士」:日本大学文理学部体育学科 保健体育審議会陸上競技部所属。
海外の考え方と日本の考え方の違いがわかるような女性なのでしょうね。柔軟性と女性らしさの考え方がより良い影響を与える事は間違いありません。
荒木香織さんの職歴。
教育・研究活動をする傍ら、スポーツ心理学を基盤とするメンタルトレーニングのプログラムをコンサルディングする「荒木香織」さん。2005年 早稲田大学人間科学部助手。
2006年 シンガポール南洋工科大学国立教育学院 専任講師。
2008年 兵庫県立大学環境人間学部・環境人間研究科 准教授。
2016年 園田学園女子大学 人間健康学部 教授
他著書、リーダーシップを鍛える ラグビー日本代表「躍進」の原動力・ラグビー日本代表を変えた「心の鍛え方」など執筆もされています。
教授からコーチ・執筆まで多岐に渡るスーパーウーマンとしか言いようがありませんよね。
プロを諦めない!母との誓い!
荒木香織流メンタルコーチとは?
✨5年前の今日✨
📆 2015年9月19日
🇯🇵 日本 34- 32 南アフリカ 🇿🇦#ブライトンの奇跡 pic.twitter.com/fsRPXS5PBr— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) September 19, 2020
「荒木香織」さんが、過去24年間ラグビーワールドカップにおいて1勝しかできないチームを世界ベスト8まで導いていけたのでしょうか?
それはまず、リーダーの選手を6人から8人ほど選出し、そのメンバーのマインドセットを変えていく事から始まったそうです。
自分の過去の経験だけを元に、成功経験や曖昧なものだけを頼りにしてしまいがちな事をしてしまうと、「出来ないならやめろ」となどの圧力的なものになってしまう。
しかし彼女の考え方としては、「リーダーの存在が周りの人達の成長を導き、リーダーが不在になってもその影響が継続されること」をモットーに考えられています。
チーム全員の成長を促す文化や雰囲気を作り出すのが真のリーダーであり、肩書がある人ばかりが影響を及ぼすばかりではない、チームの目標達成に向けて周りに良い影響を及ぼす行動をする個人がチームのリーダーであると考えられています。
正に今の日本人の固定観念的な考え方を覆すような取り組みをされたからこその結果なのではないでしょうか。
仕事においても同じ事が考えられ当てはまる事と感じます!
無能なリーダーに引っ張られ、同じことを繰り替えさせられてしまう日本の文化・考え方に良い影響を与えることではないでしょうか!
日本の社会・文化には良い物も沢山ありますが、固定観念に縛られる柔軟性のある考え方には欧米には劣る所しかないと私自身は思います。
しょうもない考え方に縛られるのであれば、今までにない海外的な考え方を効率よく取り入れていくのも良いかと思います。
まだまだ考え方の柔軟性においては、私個人的に諸外国に遅れているのが日本の現状かと思います。もっと色々な考え方を取り入れていかなければ、更に世界に後れを取っていくのは目に見えていますよね。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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