現在では分からないビジネス強制の闇?管理者養成学校!刑務所?軍隊?

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こんにちは!SMOKERです。

 

一般の方・学生の方!「管理者養成学校」というをご存じでしょうか?

 

私は知っています。努めている会社でこちらの学校に行きました!

 

企業の研修などで使われている学校ではあります。

 

私自身の意見で言いますとブラック企業養成学校です。そのような人材を育てるマインドコントロールの学校です。

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管理者養成学校の雰囲気

私はその学校に行くことは全く望まなかったですし・自腹でいかなければならない会社の方針ながらも半ば強制的に生かされました。

 

はっきり言いと刑務所軍隊を併せ持った学校です。

 

ビジネスにおいて自分の為になる学校というものですが、はっきり言うとただの金もうけと会社においての都合の良いマインドコントロールのような学校でです。(あくまでも私の主観

 

感動や、やり切った等の感動はありますが自分自身のまたは自分のカラーや考えを出していく部分に関してはほとんど皆無です。

 

ただ単に会社の方針・そして上司の言う事は絶対と言うように己を殺して会社の為にと言う事を徹底させられる学校です。

 

職場は「戦場」と例えられ、ビジネスにおいて戦士として行動しなければならないと比喩されてます。

 

世間と全く切り離された環境が基本です。(携帯電話や必要のないお金も預けなければならない

 

富士山麓の施設に学校はあります。学校から富士山が見えます。

 

管理者養成学校までの道のり

世間の生活と切り離された所からから始まります。まずは電車で行ける施設ではありません

 

電車の駅を降りてからバスまたはタクシーでの移動になります。

 

私はタクシーでの施設までの移動ではありましたが、当初施設が工事の為もう一つの学校にという事もあり地元のタクシーの運転手すら間違える山の中でした。

 

タクシーの運転手さんですら学校を脱走する人間を何人も乗せたことがあるとの事でした・・

 

正直不安と期待ではなく100%不安でしかない事を覚えています。

 

タクシーは道を間違えながらも林を抜け学校にたどり着くことが出来ました!

 

私の印象としては・・・はっきり言って「地下鉄サ〇ン事件」のサテ〇アンのような所!(あくまで私の感覚です。)

 

学校に着いたのが夜だったのもありますが(事務所)にいる人たちが白い縦えりの服を着ていたのが職員と言ううこともあり、そして声が枯れている。

 

自分の意思を持たない人達ばかりと感じました。

 

出典元:photoAC

 

訓練初日

そこで入学の手続きと制服の職員と同じ縦えりの白装束(今まで学生が使っている物であり厨房の白衣よりも洗ってあるとは言え臭く汚い)

 

それを学校におる間は着なければならない。

 

着いた初日は夜も遅いため食堂で晩御飯をすませる。(100人以上座れる食堂兼休憩室)

 

飯はおいしく量も抜群に!と話では聞いていましたが本校が工事中の為、臨時の施設と言うこともあり飯はあまりおいしくなく量も少ない状況でした。(米のお替りなど出来る量ではないほぼ人数分)

 

風呂は共同風呂で入る前に教訓を大声でクラスの全員で叫ばなければならないらしい。

 

そして山によくあるコテージのような宿泊施設に一部屋4人での4泊5日の訓練が始まります。

 

つぎの日は朝5時の起床を促され訓練初日が始まります。

 

起床してからは共同の洗面台にてコテージ全部で一階・二階部分を合わせて八部屋(32人)が朝の準備を10分程度で済ませます。

 

季節が七月と言ううこともあり洗面台には「カナブン」・「蛾」・「カブトムシ」・「クワガタ」と都会ではテンションの上がるものが富士山の麓では多数いすぎて気持ち悪いものでしかありませんでした。(電気のある洗面台に夜中に集まったもの)朝の片づけはそこから始まります。

 

そして顔を洗い・歯を磨き・訓練服に着替えて朝5時30分にはミーティングルームでの点呼及び発声練習・班長・副班長の決定。

 

その後は全員で外の朝礼場所まで他の訓練生にでかい声(叫び声程度)挨拶しながら向かいます。移動は歩くのは厳禁!ダッシュでの移動になります。ここでほぼ全体力を使います。

 

 

朝礼場所ではまた点呼を取り、全員がハイテンション状態で始まります。日に数名が朝礼の檀上で気違い発言をさせられ、反省と目標の発言を達成するように促されます。

 

そこから軍隊顔負けのラジオ体操(テストもあります。)

 

訓練の内容としては私は4泊5日のなんたらコースでしたが、2週間の最上級のハイテンションコースの方々も多数おります。

 

入学当初にリボンを制服につけなければなりません。私のコースは5つ「発声」・「十か条」・「体操」・「素読」・「合唱」の五つのリボンを外してもらえるように訓練に取り組みます。

 

気違いラジオ体操(1・2・3・4・2・2・3・4)を富士山の麓で150人あまりが大声で言いながら体操します。

 

朝の挨拶でほぼ全体力を使い果たしたにも関わらず、大声を出しながらのハイテンション体操!

 

ただのラジオ体操ではありません・・・・全身と発声を使ったアスリート並の体操をさせられます。少し違っただけでも『フルメタルジャケット(ベトナム戦争)の映画』の「ハートマン軍曹」並みに怒鳴られ・なじられます。

 

そして朝食です。はっきり言って量も少なく不味いです。内心4泊5日で20万も払ったのにとあたまをよぎります(他の生徒さんは全部会社持ちです。)自腹は私達の会社だけ。

 

その後再度宿泊施設の清掃を号令と共に始めその日の指定の分数で済ませなければなりません。

 

布団の折り方・しまい方に関してもきっちり規定通りに納めなければなりません。

 

出来なければできていない所となぜ出来ていないのかの反省のミーティングとなります。

 

そこからの訓練開始です。

 

まずは発声!訓練生全員であさの発声練習を教官が納得するまでします。訓練始まって30分ほどで咳き込みこえが枯れていきます

 

午前中には各課題の練習そして座学、午後には座学・テストを繰り返す形となっていきます。私のコースは期間が5日のコースため課程と結果がすぐに求められます。

 

午前中には課題の練習・昼食・午後には座学、お題に対しての自分の意見を強制的に言わされる授業・色々な人の考えもありそれについてもお互いの意見を交換しあいますが、答えは決まっています。

 

そして課題のテストと間髪入れずに次から次えとこなしていく感じではありますが3分おきに恫喝と反省を繰り返しながら行動していく形になります。

 

人によっては常に恫喝されなじられている生徒もいますが教官の言葉遣いが丁寧語のため余計にプレッシャーになります。(正直きたない言葉でなじられている方が気持ち的には楽かもしれません)

 

日も落ち授業を進めていきますが途中で夕食の準備の3名が任命され食堂での準備が終わるまでも授業は続きます。

 

夕食を済ませた後は今度は教室に戻り自分たちの上司への手紙を書く作業になります。

 

自分が今日訓練でどうやったのか?それについてどう行動したのか?反省と今後どう行動するかを会社で気楽に生活している上司に報告書として手紙を書かされます。(刑務所からの反省文のようなものです。)

 

今日一日の報告書を済ませるとやっと入浴になりますが、入浴前にまたも教訓を大声で発生しなければなりません。入浴時間も決まっており、入浴後もすべての物を指定の場所に片付けやっと一日の終了です。ほんの20分ほど自由な時間を過ごし21時には就寝しなければなりません。

 

2日目から4日目

2日目から4日目までほぼ変わらない訓練を受けますが訓練の中で長距離での歩行訓練があります。

 

お題の回答の前に山道を長距離歩きお題の答えを発表と言った訓練がありますが、2週間の訓練生は24時間の歩行訓練があります。

 

また2週間の訓練生においては駅前での歌のテストもあり私達の訓練以上に過酷なものであります。課題も倍以上あります。(そりゃー逃げ出したくなりますわ

 

まだ五日間での訓練が救いでした・・・・・(それでも二度と行きたくないです

 

壮絶な人生を歩んだニトリ会長「似鳥昭雄」。

最終日

そして最終日であっても早朝から新幹線のギリギリの時間まで訓練とテストが行われます。

 

課題のリボンが取れていない訓練生は最後まで諦めずに課題をクリアするために、課題をクリアした訓練生は出来ていない訓練生を助けるために練習をサポートします。

 

私達のクラスは15名・各県・色々な業種の集まりではありましたが最後はお互いがお互いの事を考え助け合い課題に取り組んでいました。(これが学校の狙いです)

 

最後は知らない物同士が五日間の厳しい訓練で一瞬の同志になった気持ちにとらわれます。(1年たった今でも他県の訓練生と連絡を取ったりしています。)

 

クラス全員課題クリアとはなりませんでしたが、厳しい訓練も終わり卒業となります。

 

部との連絡が5外日間途絶えていたのもあり、卒業云々よりも1秒でも早く子供たちに会いたい一心だった事を覚えています。

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まとめ

「管理者養成学校」は正に高度成長期の日本を支えてきた「団塊世代」の人達は当たり前の世界だったのかもしれません。

 

当時はまだ物に溢れている時代でもなく、やったらやっただけ成長していく時代でもあり成果も確実に出る時代背景でした。

 

朝から晩まで会社のためにがむしゃらに働けばその分の報酬はもらえたはずです。

 

そういった時代にはかなりマッチした学校かと思います。

 

しかし現代では高度成長も止まり物に溢れ、がむしゃらに働いたところで成長するわけでも無く報酬が増える訳ではありません。

 

時代のずれを感じられてもしょうがない学校となります。昭和の時代背景のように「精神論」・「根性論」では生活していけないのが現状です。

 

それでも多数の企業がこの学校に社員を派遣する今の日本の現状はどういった事なんでしょう?

 

考えさせられます・・・・

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