こんにちはSMOKERです。
日本男児に生まれたからには、日本刀の魅力に一度は取り憑かれた事があるのではないでしょうか。
日本刀の魅力としては、折れず・曲がらず・よく切れるといった条件の上、刀鍛冶によって何回も折り返し鍛錬され作られます。
あの磨かれた輝きとともに、刀身の刃文の美しさには心惹かれてしまいます。
最近では興行収入1位となった「鬼滅の刃」人気により、刀に対する注目も更に高くなったのではないでしょうか!
では、今や世界からも注目を集める日本刀や包丁を作る刀鍛冶の匠にはどんな方がおられるのでしょうか。
天才的な刀鍛冶として、人気も実力も当代随一と言われる刀鍛冶の頂点にいる「吉原義人(よしはらよしんど)」氏という方がおられます。
代々続く刀鍛冶の名門の刀匠「吉原義人」氏とはどんな方なのでしょうか。
吉原義人氏の人物像。
お昼の定食屋さんで、プロフェッショナル 仕事の流儀 刀鍛冶 吉原義人さんやってて、生姜焼き食べながら見入っちゃいました
プロフェッショナルとは、作る技術なんかはあたりまえ、後継者にその技を継承する。それがプロフェッショナルとおっしゃってました
言葉が刺さる…#プロフェッショナル pic.twitter.com/dBtSfbPxhE
— freely_design@フリーリー (@design_freely) August 19, 2021
1943年2月21日東京都葛飾区出身。 78歳(令和3年5月現在)。
職業:刀鍛冶。
幼少期から弟(現在二代目国家)と共に刀鍛冶であった祖父「初代・吉原国家(よしはらくにいえ)」氏から刀作りの基礎を学んだ「吉原義人」氏は、高校卒業後に刃物鍛冶に従事していたのだそうです。
しかし、刀鍛冶として自立することと、良い刀を作りたいと思い刀鍛冶の道に進んだと言います。
1965年22歳の時に「文化庁認定刀匠」の資格を得た「吉原義人」氏は、2年後の新作名刀展(現在の現代刀職展)において初入賞を果たします。
その後、最高賞でもある「文化庁長官賞」を初め「高松宮賞」など数々の賞を受賞された「吉原義人」氏は、史上最年少39歳で刀鍛冶の最高位でもある「無鑑査認定」を受ける事となります。
※「無鑑査認定」とは、財団法人日本美術刀剣保存協会によって認められた刀匠にとって最高位の称号。
刀匠の中でもエリート中のエリートであり、正に刀鍛冶の天才であります。
吉原義人氏のここが凄い!
世界三代美術館のひとつ米メトロポリタン美術館からも「吉原義人」氏の作品を買いたいとオファーを受け、骨董品ではなく、現在「吉原義人」氏が作った刀を求めるほどでもあります。
また、日本一の神社でもある「伊勢神宮」の御神刀の指名を3度も受け、2016年には、日本刀として最初に国宝指定された1000年前の名刀「童子切安綱(どうじぎりやすつな)」の現代版の制作もされています。
九谷赤絵細密画の第一人者の工芸士。
吉原義人氏が作る日本刀や小刀。
有名な刀匠 吉原義人氏の作品 pic.twitter.com/TeWayaFdN0
— t.k (@kojikoji2009) September 9, 2020
【日本刀】宇宙から飛来した鉄隕石を吉原義人氏が鍛え上げ日本刀➡︎☝️The “Sword of Heaven” katana blade is fit for space samurai http://t.co/S0tkIxqs6z pic.twitter.com/j2xqQUI6kc
— 林 志行 (@linsbar) May 23, 2015
吉原義人氏の日本刀の価格。
これまでに作った刀は500本以上という「吉原義人」氏の作品には、値段に変えがたい作品も多数あるのでしょうが、一本400万円以上する刀を年間に5本から6本ほど制作されているようです。
宝飾や宝石ではありませんが、なぜかその値段であっても欲しいと思わされる男性は多いのではないでしょうか?
日本刀には、日本男児を惹きつける何かがDNAの中に組み込まれているのではと思わされるほどです。
しかし「日本刀」の輝きや鋭い刃や刃文には心をガッチリ掴まれてしまいますね。
吉原義人氏の工房。
祖父でもある初代「吉原国家」氏が開いた刀匠の工房であり、現在では三代目の「吉原義人」氏と四代目の息子「吉原義一」氏が受け継ぎ、日本刀文化を伝える場所として知られています。
現在でも刀匠を目指す若い世代を受け入れて、後世に刀鍛冶の技術と文化を継承しているとても大切な場所ともいえます。
《日本刀鍛錬道場》
住所:東京都葛飾区高砂8丁目17-12
電話:03-3607-5255
いかがだったでしょうか。
日本刀は武器のイメージがメインではありますが「吉原義人」氏は、神の象徴や美術品として考えているといいます。
現に現代で日本刀を持ち歩いたら捕まってしまいますもんね・・。
何度みても見飽きない「日本刀」の素晴らしさには、今後も朽ち果てることなく残り続けて欲しいと願います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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