こんにちはSMOKERです。
季節に合わせた素材や見た目で楽しませてくれる「フランス料理」。
一般市民には、少し敷居が高いのではないか?と思うのは私だけでしょうか。
昔に比べ、箸で食べれる「フランス料理」や店舗数も飛躍的に増えた事もあり、身近になった現在ではありますが、昭和生まれの私には、まだまだ近くて遠い存在でもあります。
そんな「フランス料理」ではありますが、今では日本人にも世界で通用する、フレンチシェフもたくさんおられますよね。
その中の1人に、消滅集落の地にオーベルジュ(地方にある宿泊設備を備えたレストラン)をオープンさせたシェフ「谷口英司(たにぐちえいじ)」さんがおられます。
地域の素材にこだわった料理を出し、誰も住んでいない集落で地域を変えようとする「谷口英司」さんとはどんな方なのでしょうか。
谷口英司さんの人物像。
お約束のインスタスポットにて。谷口英司シェフは大阪出身。なので『LEVO』での公用語は、当然の如く大阪弁。コミュニケーションがとりやすい。 pic.twitter.com/gD3zRl4rLZ
— 辰巳 琢郎 (@tatsumitakuro) August 3, 2021
1976年大阪府豊中市出身。 44歳(令和3年1月現在)。
高校を卒業後に就職したしたホテルでフランス料理と出会い、日本国内やフランスで修行を重ねたそうです。
2010年に富山に移り住み、2014年レストラン「レヴォ」をオープンさせます。
「ミシュランガイド富山・石川(金沢)2016特別版」で1つ星レストランとして掲載され、「ゴ・エ・ミヨ東京・北陸2017」において、最高賞でもある「今年のシェフ賞」を受賞されます。
2020年に、自らの理想の最終型としてオーベルジュ「レヴォ」を富山県利賀村にオープンさせる経緯となりました。
大阪出身なのに、全く縁のない富山県でお店をオープンさせるとは、やはりそれだけの料理に使う素材やロケーションが良かったのでしょうか?
それだけの、自分の料理に対してのこだわりや理念が伝わってきます。
お店がある富山県利賀村とは?
《1軒のレストランが地域を変える》
富山から世界に名を轟かせるレストラン「L’évo(レヴォ)」が、なんと人口約500人の限界集落利賀村へ移転、この冬オーベルジュとしてオープンした。旅するフーディーたちが今一番気になってるレストランの速報をお届けします。https://t.co/I1ulLIhYsM— Discover Japan/ディスカバー・ジャパン (@Discover_Japan) January 18, 2021
利賀村(とがむら)は、かつて富山県東砺波郡(ひがしとなみぐん)におかれた村だったそうですが、2004年に周辺町村と合併、南砺波市の一部となったそうです。
場所は富山からも金沢からもアクセス困難な所にあり、山深く、深い自然に囲まれた地区です。
特に冬は雪深く、街では想像出来ないほどの豪雪地帯だそうですが、自然な風景が神秘的でもあります。
非常に険しい渓谷地形でもあり、県内で1番アクセス困難な村となっております。
また凄い所にレストランをオープンさせたと思います。何か絵本にもある「注文の多い料理店」を思い起こさせると私は感じました。
しかし、そんな困難な所にあるからこその料理は格別なんでしょうね。
是非行ってみたいものです。
お店「レヴォ」の価格や場所。
・レストラン
・サウナ
引用:https://food-japon.com/p/levo
想像以上のロケーションに驚かされました。自然と自然の食材。サバイバルのような雰囲気を醸し出すように感じます。
住所:富山県南砺波市利賀村大勘場田島100番
電話:0763-68-2115
営業時間:チェックイン15:00〜、チェックアウト11:00まで。
定休日:水曜日※8月1日から20日は夏季休業。
価格:ディナー2万円ご宿泊。【コテージ】4万、5万、7万。【朝食】3,500円
松葉ガニへの情熱が凄い。
谷口英司さんの作る「前衛的地方料理」。
谷口英司さんの作る料理のコンセプトとして「前衛的地方料理」があります。
ポテンシャルの高い地元の食材を使用するのは勿論の事ですが、土にこだわって育てた野菜やハーブ、シェフ自ら狩猟をし処理をしたジビエ料理、隣接するパン小屋で焼いたパンなど、その場所でしか作れない料理を追求しています。
まさしく、現代のサバイバル、自分で栽培、自分で狩猟と山深い自然豊かな場所だからこその料理とは、今まで見た事がありません。
レストランの周りから食材を仕入れている所がまた凄いですよね!
オーベルジュ「レヴォ」の施設。
引用:https://food-japon.com/p/levo
いかがだったでしょうか。
こだわりにこだわり抜いたレストランではないでしょうか!
料理の桃源郷ともいえる「レヴォ」のオーナーシェフ「谷口英司」さんの作り出す世界は、本当に圧巻です。
いつか訪れてみたいお店として、今後も状況の変化に注目していきます。
最後までお付き合い頂きありがとうございますありがとうございます。
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