こんにちはSMOKERです。
今や子供の数よりも多いと言われるペットでありますが、家族の一員として最後まで看取るのが責任でもあります。
犬に猫・うさぎにハムスターそして爬虫類に至るまで現代では様々なペットを飼われている方がおられます。
昔に比べ、子供達の成長や教育にもペット飼育と一緒に過ごす時間はとても心に良いという事もあり推進されている部分もあります。
しかし、人より寿命の短いペット達の医療は海外に比べるとまだ日本は遅れているとも言われています。
そんな中でも、獣医としての医療は勿論、病気や事故で脚を失ったりヘルニアや骨折などで苦しんでいる動物達に対しての医療は更に遅れをとっているようです。
そこで、日本で唯一となる動物専門の「義肢装具士(ぎしそうぐし)」として奮起されている「島田旭緒(しまだあきお)」さんの素晴らしい活動に心打たれた私はどんな方なのか?気になってしまいました。
人の医療もさることながら、ペットの医療の向上も同じようになっていかなければならないですよね。
では「義肢装具士」としての活動や「島田旭緒」さんについて探っていきます。
島田旭緒さんについて。
1980年神奈川県藤沢市出身。 41歳(令和3年現在)。
学歴:早稲田医療専門学校義肢装具学科卒業。
職業:東洋装具医療器具製作所代表。
中学・高校と美術部に所属していたという「島田旭緒」さんは、もの作りが元々好きだったそうで祖父が義眼や手の指を失った障害を持っていたことから義肢装具士の道を志すきっかけになったといいます。
専門学校時代に、動物専門の装具がないことに気付いた「島田旭緒」さんは、卒論のテーマとして題材にあげるほどだったといいます。
その後、人間の装具の会社に勤めながら動物病院で研修を重ね、様々な症例に合わせた装具作りを行っていたそうです。
ペット達を可愛がる方々には「神様」のような存在と言っても過言ではないはずです。事故や病気で脚を失った・・。ヘルニアで歩けない・・。いつ何時降りかかるかわからないのは動物であっても一緒ですよね。
以前私の飼っていた犬もヘルニアで歩けなくなり、中々そういった専門医がいないだけに苦労したことを思い出します。
2007年には日本初となる動物専門の装具制作・販売の「東洋装具医療器具製作所」を創業された「島田旭緒」さんは、たくさんの言葉の話せない動物達を救い、現在では年間3000匹ほどのペースで動物達の命を守る素晴らしい方であります。
義肢装具士とは?
義肢装具士(ぎしそうぐし)とは、医師の指示の下に、義肢及び装具の装着部位の採型並びに義肢及び装具の制作及び身体への適合を行う業とする方をいうのだそうです。
難しく感じてしまいますが、モノづくりのプロフェッショナルが、患者さんの身体をギプス等で型を元に義肢装具を製作されている方達になります。
「島田旭緒」さんは、人間においての義肢装具の製作から、動物達の義肢装具まで作れるとても希少な方でもあります。
革ジャン姿で猫を救う「花の木シェルター」代表。
東洋装具医療器具製作所はどこ?
病気や事故、高齢のために足腰が不自由になった犬や猫を主に診ている「島田旭緒」さんではありますが、体系や症状に合わせ布やプラスティックなど様々な材料を駆使して形を形成されています。
活動を始めて12年という「島田旭緒」さんは、今まで2万点以上の動物の義肢装具を作りたくさんの小さな命を救われています。
《東洋装具医療器具製作所》
住所:〒194-0038
東京都町田市根岸2-26-40
電話:042-793-1002
web:http://toyosogu.com/
義足やコルセットの費用は?
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— ABEMA TIMES (@ABEMATIMES) November 11, 2017
既製品のものもあるらしいのですが、やはり動物それぞれの体系や体格によっても様々であり、ほとんどがオーダーメイドになってしまうようです。
依頼をしてからの製作期間は約1週間から2週間ほど。
オーダーメイドだけに大きさや形によって費用も様々ではありはっきりした金額はいえませんが、完全に保険適用され、相場としては4万円程度となるようです。
お金には変え難いことではありますが、それぐらいで小さな命が救えるのであれば何の問題もありませんよね。
いかがだったでしょうか。
動物を飼っていてもいなくても小さな命を救うたために全力を尽くす「島田旭緒」さんの姿には、心洗われる思いであります。
動けなかった、歩けなかった動物達が「島田旭緒」さんの製作された、義足やコルセットによってはしゃぐ姿を見ると、動物達も人と何ら変わらない生活を送らせていこうと強く感じます。
これからも沢山の命を救うために「島田旭緒」さんの活動を応援して行きたく思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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