こんにちはSMOKERです。
地震や台風と何かと災害の多い日本ではありますが、災害において様々な救助や救援が行われている事はご存知でしょう。
阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震など大変な災害がありました。
わたしの実家も東日本大震災にの被害にあい、被害の大きさに今でも忘れる事はありません。
被災者にとって、救援・救助には感謝の気持ちしかありませんが、人による活動以外にも、犬による救援・救助も人命を助ける事に大いに活躍されています。
そして、そういった救助犬を育てる為に訓練士として活動する「開田宏(かいだひろし)」さんがおられます。
人命の為に活躍する救助犬・そして育てる「開田宏」さんに迫ってみます。
開田宏さんの人物像。
1963年熊本県相良村生まれ。 58歳(令和3年1月現在)。
警察犬協会公認1等訓練士。
シェパード犬登録協会公認訓練師範。
高校卒業後に、熊本県内の警察犬訓練所を経て、1989年に、人吉警察犬訓練所を設立。
熊本県警の委託警察犬審査会に200匹以上を合格させるほどの訓練士であります。
犬それぞれの性質や性格を把握して訓練しなければ警察犬にはなれないはずです。私が思うに「開田宏」さんは、犬と会話出来るのでは?と思ってしまうほどです。
元々は大型犬の訓練を主に行なっていたそうですが、東日本大震災や熊本地震において、狭い場所や高所での捜索に小型犬の必要性を痛感したそうで、小型犬の訓練にも力を入れているようです。
災害救助犬とは?
災害救助犬とは、地震や土砂崩れなどの災害で、倒壊家屋や土砂等に埋もれ、助けを必要とする人を、犬の嗅覚の良さの利点を使い迅速に発見、救助を助けるように訓練されています。
災害救助犬は、警察犬と違い鼻の使い方が異なります。
警察犬は鼻を下向きに使うのに対し、災害救助犬は空気中の浮遊臭を嗅ぐので、鼻は上向きになるそうです。
素人には、同じ訓練を行なっていると考えてしまいすが、全く異なるのですね!しかし犬の賢さには人様も頭が上がりません。
ペットのお坊さん!動物のための人生。
開田宏さんの活動。
ご支援ありがとうございました。復旧に向けて犬舎の整備が始まりました。 https://readyfor.jp/projects/kyusyu-hitoyoshik-9/announcements/144508?fbclid=IwAR1B3CK4T5CHVv7mKg1_TXU9JD9_16c2Ztd9GekQz9Sh7J2DloJKE5C_hSQ
警察犬や災害救助犬を育てて、沢山の人命を助けてきた「開田宏」さん。
1986年に「人吉警察犬訓練所」は開田さんによって設立された、民間の施設でもあります。
家庭犬のしつけをしながら、嗅覚に優れた犬を見いだし、「委託警察犬」に育てたり、警察が飼育する「直轄警察犬」を訓練したりするようです。
1997年には、開田さんが訓練した犬が、九州で初めて災害救助犬に認定されました。
そして、警察犬や災害救助犬を各地に送りながら、東日本大震災や広島土砂災害・熊本地震の行方不明者捜索にかなりの貢献をされ、沢山の表彰をされています。
行方不明になった親族や友人の事を考えると胸が痛くなります。いつ起こるかわからない災害ではありますが、このような活動をされている「開田宏」さんには日常生活の中でも感謝の気持ちをもっておかないと思わされました。
開田さんの1日のスケジュールを見ても常に犬と共に生活されている事がわかります。
5:30 起床
6:00 犬の餌やり・排泄処理
8:00 朝食
8:30 訓練開始(昼食・休憩含む)
17:00 訓練終了
19:00 夕食
21:00 餌やり・排泄処理
23:00 就寝
開田宏さんの訓練場。
朝日新聞さま(17日…
広域警察犬指導士会さんの投稿 2020年8月20日木曜日
〒868-0095
住所:熊本県球磨郡相良村柳瀬315-2
電話:0966-24-8186
いかがだったでしょうか。
災害には72時間が重視されるといいます。それまでに救助しなければ、生存率が著しく低下してしまいます。
そうならないためにも、災害救助犬の活躍が必要不可欠でもあります。
今後も1人でも多くの人命救助が出来る備えとして「開田宏」さんの素晴らしい活動を応援していかなければならないと思います。
最後までお付き合い頂きありがとうございます。
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